F型接栓取り付け用ドライバーを買ってみた!Chaslean
投稿日:2022/10/6 更新:2022/10/26 コメント 0件 地デジチューナー 5C, F型接栓, アンテナ, 同軸ケーブル一部のチャンネルがたまにブロックノイズが出るので地デジの受信感度を上げるようと色々と試行錯誤しているんですが、その流れでアンテナ用の同軸ケーブル(5C)にF型接栓を加工する際に便利そうな「F型接栓取り付けドライバー」なるものを購入したのでレビューします。
目次
F型接栓取り付けドライバー Chaslean製 購入レビュー
購入したものはアマゾンで「Chaslean F型接栓取り付けドライバー 接栓用 3C 4C 5C 対応 F型 コネクター 取り付け ドライバー F型接栓 + 同軸ケーブルの 取り付けに 便利」という商品名の製品で599円でした。
同価格帯で5C用F型接栓が付いたものもありましたが発送が遅かったのでこちらにした感じです。(型番? X000T37MP9)
ドライバーの先端にネジ山が切ってありF型接栓を取り付けられるようになっています。
外径 約 9.2 mm
持ち手の外径は約 21 mm。
ネジ山部分はなんか黄色っぽいのでメッキかなんか施されているのかも知れません。
穴径 約 4 mm、深さは約 16 mm ほどあります。
F型接栓ドライバーの使い方は下図ようにドライバーの先端にF型接栓を取り付け、そのF接栓を同軸ケーブルに差し込み際に利用します。ドライバーがないと芯線を指に挿したりして地味に怪我しやすい作業なんですがこれがあると簡単に取り付けられます。
日本アンテナ 5C 同軸ケーブル S5FBAL20W-RP ホワイト
F型接栓の加工の前に関連製品を買っているのでそれらもついでに紹介します。
同軸ケーブルは長く使いたいのでケチらずに国産の「日本アンテナ 同軸ケーブル 4K8K対応 S5CFB 20m ホワイト S5FBAL20W-RP」を購入しました。因みに価格は20mで2,627円でした。
ラップみたいなものが巻かれているんですがカッターでやるとケーブルを気付付けそうで地道に巻いてある通りに取り外していったんですが、これがめちゃくちゃ面倒でした。
外径 約 7.6 mm と太いの固さもそれなりにあります。
LANケーブルの固定用に購入した固定パーツがぴったりでした。
日本アンテナ 5C 同軸ケーブル S5FBAL20FB-RP ブラック
ケーブルが足らなくなったので後日、黒い方を追加購入しました。黒にした理由はF型接栓付きで価格も1,864円とホワイトよりだいぶ安かっただけです。
ハサミでこんな感じで切ると開封が楽です。
片側だけ接栓が取り付けられて防水キャップもひとつ付いています。
ELPA ナイロンクリップ PH-877NH(W)
実はケーブルの固定用に8.3mm径のナイロンクリップも購入(166円)していました。
5Cケーブル(外径 約 7.6 mm)にはスカスカで結果的に使いませんでした。PH-876NH(W)が内径6.9mmなのでこちらの方がしっかりと固定できると思います。
5C用F型接栓 アルミリング
5C用F型接栓とアルミリングがセットになった「フジパーツ 4K8K放送対応 アンテナ接栓 20個入り 5C用F型接栓 アルミリング 5C-20P」も購入。価格は20個入れで920円でした。
F型接栓(左)、アルミリング(右)
4C(右)のものと比べるとかなり内径が違います。ノギスで測ったら5Cの外径が約 6 mm、4Cの外径が約 5 m ほどでした。
F形接栓の取り付け
同軸ケーブルにカッターで浅めに切り込みを入れ、ニッパーで被覆を剥がしました。
余分な組編線を切断します。昔は組編線を折り返して接点を取り付けていましたが今のこの方法が主流なようです。
芯線を覆っている発泡ポリエチレン?にも浅めに切り込みを入れ、発泡ポリエチレンの先端を捩ると芯線を傷付けずに剥がせます。
F型接栓をドライバーの先端に取り付け、接栓の先端を発泡ポリエチレンと組編線の間に差し込みます。尚、アルミリングは接点を取り付ける前に通しておきます。
接栓がドライバーの先端についているので割と軽い力でを奥まで差し込むことが出来ました。
芯線は接栓から2mmほど飛び出るくらいがいいそうなんです。ただ、手でF接栓を押し込むと芯線が飛び出してくるのでその際に指に挿したことがあったので今回購入したんですが、めちゃくちゃ便利でちょっと感動しました。めったに使わない工具ではありますが買って良かったです。
後から気付いたんですが発泡ポリエチレンに切り込みだけ入れて引き抜かずに作業すると怪我せずに作業できるのでこちらの方法もお勧めです。
発泡ポリエチレンが接栓と面一(つらいち)になるくらいにするとベストなんでしょうねぇ。
網組線をきれいに処理しておかないとちょろちょろと出てきます。
アルミリングの耳のようになっている部分をペンチなどを挟んで締めたら完成です。
接栓は結構簡単に抜けるので強めに締めておきました。
余談ですが余っている分配器があるとドライバーの代用品として使えますが使い勝手は雲泥の差があります。