マスプロ電工 UHFブースター EP2UB 購入レビュー

投稿日:2022/10/26 更新:2022/10/26 コメント 0件 地デジチューナー , , , , , , ,


先日、ローチャンネル対応のUHFアンテナ「U206TMH」を地上2mの高さに設置したんですが受信感度が悪かったので「マスプロ電工 UHFブースター 利得3段切替(25dB/35dB/45dB) EP2UB」を買って取り付けてみました。価格はアマゾンで6,400円でした。

 

マスプロ電工 UHFブースター EP2UB 開封レビュー

今までは「マスプロ電工 UHFラインブースター 18dB型 UB18L-P(地デジ利得: 16~20dB)」というブースターを利用していましたが、MAX 利得を 45dB 上げられるのでほぼ倍の性能?だと思います。因みにUB18L-Pは今年の冬でもう8年目になりますがまだ壊れていないので耐久性は抜群です。

保証は1年で取扱説明書はネットから落とす形です。マスプロのサイトで探しても見つからないので調べたら保証書に記載されたQRコードか、下記URLにアクセスするしかないようです。

取扱説明書

38dBとかの製品だともっと安いものもありますが受信精度が数dB違うだけでも映りが全く違うことがあるようなので45dBのこの製品にした感じです。

左から電源(BPS6WB)とブースター(EP2UB)。

付属品は防水キャップ 2個、F型接栓コネクター(5Cケーブル用) 4個セット

 

 




電源部(BPS6WB)

電源部です。

電源単体でも売っていますが単体で買うと高いみたいです。

壁に取り付ける時用のネジはすでにネジ穴にハマっていて逆さにしても脱落もしません。この辺の親切設計はありがたいですよね。

ケーブルの長さは約1m。

 

 

ブースター部(EP2UB)

中央のネジを回すとカバーが上に開きます。

こちらにも固定ネジが最初から取りつけられています。

右から2個目の端子には防水キャップが取り付けられていますが、同じようなF型の端子がありレベルチェッカーなどを接続して出力レベルを調べることが出来るみたいです。

付属の防水キャップを付けるとこんなイメージです。

取扱説明書にはなにも記載されていなかったんですが防水キャップの先端に穴を開けて通すタイプと同軸ケーブルを押し込んで穴を開けるタイプがあるみたいですが、この製品のものは先端が薄くなっておりカッターでちょっと切り込みを入れてケーブルを差し込んだら簡単に穴が貫通しました。尚、穴を開けたところにビニールテープを巻くと水が溜まることがあるので巻かないようにとのことです。

蝶ナットを緩めるとUボルトを水平にできるので垂直マストに取り付けられるようになります。

Uボルトを一度取り外して垂直の向きに取り付けると水平マストに設置したりもできるんですがとても固くて取り外すのに難儀しました。Uボルトに付いている蝶ナットと金具を取り外してUボルトを本体と水平な状態にして上の方に押し上げると抜ける感じです。

Uボルトの先端に落下防止?の樹脂パーツが付いています。

カバーは一回止まるところがありますがさらに開くと直角まで開きます。

デフォルトの設定は利得が25dBで設定されています。

 

 




接続

下図のように並べると左の端子にアンテナから同軸ケーブルを繋ぎ、あとは右隣の端子に繋いで最後にテレビ(レコーダー)などに接続という感じなので分かりやすいかと思います。

ブースター(左)に黄色のLEDが点灯し、電源部に緑のLEDが付けば問題なく接続されていて正常に動作していることをして示しています。

ブースターからの同軸ケーブルを抜くと赤と緑のLLEDが点灯して接続エラーとなります。

ラインブースター(UB18L-Pなど)を接続する場合はアンテナ線とブースターに間に接続し、その際にラインブースターの専用ACアダプターは接続せずにこのブースターの左下にある黄色スライドスイッチを下げると給電出来るので配線を簡素化できるようです。

 

 

受信レベルは…

本題のアンテナレベルなんですがPC用地デジチューナー「PIX-DT460」では一応、47(良好)とか出ていますが頻繁にブロックノイズが出るレベルでラインブースター(UB18L-P)だけの方が受信レベルが高いという結果になり最初は初期不良かと思いました。

それでブースターについていろいろと調べたらブースターは、あくまでも電波を強くするものではなくケーブルや分配で出た損失を復元させるものということなので、例えばアンテナでの受信レベルが100だったとしたらブースターをかましても絶対にそれ以上にはならないみたいです。また、ブースターはアンテナの1mほどの離した位置に取り付けるのが効果的だったり、入力側と出力側のケーブルは接近させないことも重要だったりするみたいです。

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色々と探った結果、自室に引いているアンテナは14素子(AU-14)のもので同軸ケーブルも3Cタイプ、しかもアンテナの向きがかなり曲がっていたのが原因で後日、ローチャンネル用の20素子のアンテナ(U206TMH)を購入して地上 約 2 m の位置に設置(小屋の波板の下に釣り下げて固定)し、利得をMAXまで上げる設定にしたら全チャンネルだいたい80前後の値になって普通に試聴できるようになりました。

余談ですが25dBと35dBの切り替えはつまみを調整することでかなり受信レベルが変わってたんですが、35dBと45dBの利得切替は効果あまり変わりませんでした。

テレビ東京系列だけたまにブロックノイズが出ることがあるのでもしかしたら大雨の時にノイズが出るかも知れません。取り敢えず、BDレコーダーとPCは別のアンテナで受信できるようになったのでこのまま運用して状況を見ていずれは屋根馬やマストなどを買って屋根に取りつけるかも知れません。

 

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