アドセンスから「要注意 – 収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください。」注意を受ける (サイトの削除)
投稿日:2019/7/28 更新:2019/7/30 コメント 0件 アドセンス ads.txt, アドセンス, グーグル, サイト, サブディレクトリ, サブドメイン, ドメイン, 削除, 要注意, 規約違反アドセンスの管理画面にピンク背景の上に以下のようなエラーメッセージ(バナーメッセージ)が表示されていました。分からない場合は放置していても広告配信が停止されることはないみたいですがメッセージを消すこともできないので消えるように対処しました。
要注意 - 収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルの問題を修正してください。
ads.txt で認定販売者を宣言とは
はっきり言ってヘルプを見てもなんのこっちゃなんですが、簡単に言うと所有サイトに「ads.txtというファイルがありませんよ。」ということみたいです。
収益に重大な影響が出ないよう、ads.txt ファイルをダウンロードして、 次の各サイトのルートレベルのドメインにアップロードしてください。
ads.txtとはGoogleを当サイトの広告枠の認定販売者として宣言する文書のことでこれをサーバーのルートドメイン(https://edit-anything.com/ads.txtなど)に配置すれば認定販売者を宣言したことになるということみたいです。尚、サイトが11個もあるのは以前にローカル開発環境のサイトアドレスを登録していたり、間違って登録したものがあるからです。
認定販売者の宣言の目的と効果は以下のようなことだそうです。必須ではないですが推奨ということですし、悪意のある第三者に広告収入を搾取されることも防げるそうなのでやっておいて損はないかと思います。
ads.txt による認定デジタル販売者(Authorized Digital Sellers)の宣言は IAB によるイニシアチブで、コンテンツ内のデジタル広告枠が、 そのコンテンツのパブリッシャー(ウェブサイトならばサイト運営者)が 認定した販売者(AdSense など)を通してのみ販売されるようにするものです。 サイト運営者様は ads.txt を独自に作成することで、 自サイトの広告枠の販売者を厳密に管理し、 偽の広告枠が広告主に提供されるのを防ぐことができます。 ads.txt は、使用することを強くおすすめします。 ads.txt を使用すれば、購入者が偽の広告枠を判別できるため、 サイト運営者様としても偽の広告枠に収益が流れるのを阻止し、 その分収益を増やすことができるというメリットがあります。
ads.txtをサーバーに設置
ads.txtは下記のダウンロードリンクからダウンロードするだけです。
ファイルには以下のようなことが記載されていました。モザイクで隠しているところには「サイト運営者 ID」が記されているのでこのファイルのアドレスが「サイトのURL/ads.txt」となるようにルートドメインにアップロードします。記載内容について詳しく知りたい場合はヘルプを見てください。
因みに当サイトはトップページ(https://edit-anything.com)だけ静的HTMLサイトでそのほかのサイトはドメインのサブディレクトリ(https://edit-anything.com/blog/)にワードプレスをインストールして複数のサイト運営をしているんですがこの場合もhttps://edit-anything.com/ads.txtだけにads.txtファイルを配置するだけでいいんだと思います。
アップロードはレンタルサーバー(コアサーバーを利用)のファイルマネージャーでもいいんですが、FileZillaというフリーのFTPソフトが使いやすいのでそちらを使ってアップロードしました。
「サイトのURL/ads.txt」にアクセスしてads.txtの内容が表示されていればちゃんと設置されていることを確認できます。因みにサイトが複数ある場合はそれらも同様にやる必要があるだと思います。
またはChromeのディベロッパーツール(Ctrl + Shift + I)などでHTTP 200 OKのステータス コードが返されているかでも確認するのも有効みたいです。
メッセージが消えるのを待つ
あとはアドセンスのエラーメッセージが消えるのをじっと待つだけです。
ads.txt 導入からクローラーのクロールまでには 3-4 営業日ほどの時間が空いてしまいます。 そのため、導入が問題ない場合でもエラーが消えるまで 最長で 7 日ほどお時間を頂いております。
翌日、アドセンスのページを開くと10個になってたので確認済みサイトを比較したら、edit-anything.comがリストから無くなっていました。
また、翌日にはf-stock.netもリストから削除されてました。ただ、一向にバナーが消えないので調べたら、運用予定のない確認済みサイトがある場合もバナーが消えないそうです。
アカウントの「サイト」リスト内にございます承認済み全てのサイトに ads.txt がない場合、 注意文は引き続き表示されます。サイトリスト内に運用予定の無いサイトなどございましたら、 サイトをリストよりご削除いただきますようお願い申し上げます。
なので運用していない確認済みサイトの削除を行ったらバナーメッセージは表示されなくなりました。
▼参考サイト