【エッジ交換1】スピーカーの音割れが酷いので分解したらエッジがボロボロに…!AT-SP150 audio-technica
投稿日:2019/6/1 更新:2019/6/6 コメント 0件 分解&修理 fmv, エッジ, スピーカー, 交換, 分解, 音割れASRock AM1B-ITXにAMD Athlon 5150を乗せて古いFMV ME3/507の中に入れて組んだリビングPC(ChromiumOS)があるんですが、それで使用しているオーディオテクニカ(audio-technica)にAT-SP150の片側のスピーカーの音割れが酷くて使い物にならないので分解してみました。
分解したらノイズの原因が判明!
背面の六ケ所のネジを外します。
ネジを外してトップ部分を図のようにズラします。
パカーン。
アルミボディの厚みは約3.7mmほど。
内部の至る所にクッション材(黒い奴)が貼られていました。
基板はクッション材を剥がして引き出すと外せます。
コンデンサの膨らみは確認できず。
抜け殻。
スピーカーの直径は約5cm(2インチ?)角のもので「JFF-052001BU 8Ω 3W」の刻印があり。
ボリューム部を取り外すにはまずツマミを抜き取ります。
ボリュームが付いている基板は4つのネジを固定されているので外します。
クッション材を外して斜めに引き出すと取れます。
つまみ部分にはグリスが塗られているので元からやるつもりはなかったんですが、接点復活剤を塗布できる隙間すらありませんでした。
内部清掃するならボリュームを基板から分解するしかないようです。
ここでツマミを30回程度グリグリと回すとノイズが消えることがあるような記事を見つけたのでやってみたんですがグリスが温まったせいか気持ちつまみの抵抗が少なくなったんですがノイズは消えませんでした。
コーン部を軽く押してみたらエッジ(この名称はこの時に知りました)にヒビが入っていました。
原因はこれかと…何も考えずにコーン部を下向きに置いていたらますますヒビが酷くなり、触ったらポロポロと朽ち果てていきました…。
エッジを取り除く
「スピーカー エッジ 修理」で調べたら修理する方法があり、またエッジも数百円で売っていたので交換してみることにしました。その下準備としてエッジ部分を綺麗に取り除きました。
クッション材を外します。
名称はよく分かりませんが厚紙のようなもので付いていたのでそれも外します。
コーンの先端の裏側にも残骸があってこちらはちょっと粘りがあって結構厄介でした。
先端が細いデザインナイフでこそぎ落としていきました。
スチール部に残ったところは角型の彫刻刀などを使ってこそぎ落としていきました。尚、スチールに傷がつくのでサビ付く恐れがあります。
最後に粘着剤のカスを両面テープを指に巻いて取りました。
最終的にはここまで除去できました。続きは下記のリンク先のページに記載しています。
スピーカーサイズ (おまけ)