データベースはエクスポートしても安心するべからず

投稿日:2017/6/5 更新:2019/3/22 コメント 0件 ワードプレス , , , , , ,


PhpMyAdminでデータベースをエクスポートしたら設定と手順が同じでもファイルのサイズが異なるものがあったのでその他のエクスポート形式も含めたデータベースをローカルのAdminerにインポートしてみました。

Adminerによるデータベースのインポートテスト

テストした形式は「簡易版1」「簡易版2」「圧縮版」「ダンプファイル版」の4つです。ダンプファイルはコアサーバーで出力できるエクスポート方式で拡張子はxxx.dump(他は3つはxxx.sql)になっています。

エクスポート形式 database名
1 簡易版1(25,451KB) normal-1
2 簡易版2(37,511KB) normal-2
3 圧縮版(37,510KB) compression-version
4 ダンプファイル版(37,202KB) dump-version

テスト環境はLocal by Flywheelで構築したローカル環境のAdminerでデータベースを新規作成し、照合順序は「utf8_general_ci」にしています。尚、Local by Flywheelに付属するAdminerは英語で現是選択できませんがリンク先の記事を参考にすると日本語化することができます。

Local by Flywheel付属のAdminerの日本語化とバージョンアップ

簡易版はどちらもPhpMyAdminのエクスポート方法にある「簡易 – 最小限のオプションだけ表示」のデフォルト設定でエクスポートしたものです。

 

簡易版1(normal-1)

簡易版1(normal-1)はファイル容量が(25,451KB)でエクスポートに失敗したと思われるファイルなんですがインポートしたらクエリーのエラーが出ました。

 

簡易版2(normal-2)

簡易版2(normal-2)はファイル容量が(37,511KB)のものですがエラーも出ずに正常にインストールされた模様です。

 

圧縮版(compression-version)

zip形式でエクスポートしたものを解凍したものをインポートしたものですが、クエリー数も簡易版2(normal-2)と同じ867で正常にインストールされた模様です。

因みにzip形式のファイル容量は37,510KBで微妙に異なっていました。

 

ダンプファイル版(dump-version)

ダンプファイルの容量は37,202KBでクエリー数が257と他のものより少なかったです。

 

テーブル比較

データ長など意味不明ですがダンプファイルだと他のエクスポート方法とファイル構造が違うのかデータ数が異なるようです。

テーブル数 データ長 索引長
簡易版1(normal-1) 14 24,077,388 3,591,168
簡易版2(normal-2) 21 35,921,632 3,888,128
圧縮版(compression-version) 21 35,921,632 3,888,128
ダンプファイル版(dump-version) 21 35,797,636 2,940,928

簡易版1と簡易版2は明らかに容量が異なっていたのでエラーになるのも予想できたんですが、PhpMyAdminでデータベースをエクスポートした時に前回の容量と見比べるくらいのチェックは毎回しておいた方がいいみたいですね。

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