フジ矢 斜ニッパと偏心強力ニッパー購入レビュー 505-150 700N-200
投稿日:2024/3/31 更新:2024/3/31 コメント 0件 工具 505-150, 700N-200, ニッパー, フジ矢, 偏芯強力ニッパ, 切断工具, 工具, 斜ニッパ今まで使っていたニッパーをだましだまし使っていたんですが、さすがに限界に来たのでフジ矢のニッパを2本買ってみました。
今までのニッパ Merry(メリー)製
今まで使っていたMERRY社製のニッパーです。ニッパに関しては「ニッパー」なのか「ニッパ」なのかもよく分からないド素人ですが、海外製かと思っていたんですが、創業1927年の室本鉄工株式会社という日本のメーカーだったんですね。
左の強力ニッパ(No.205)は中央部分の歯が欠けていますし、斜ニッパ(No.550)に関しては先端が欠けているのでまともに使えません。
こちらの強力ニッパは1.5mm径のピアノ線なんて全く歯が立ちません。
めちゃくちゃ古い感じなのでもう売っていないんだろうと思ったんですが、ちょっと形状は異なるようですが「205-150」や「550-150」という型番の製品はまだ販売されていました。
フジ矢 ニッパ 斜刃穴付二枚合わせ 505-150
価格は楽天市場で2,240円でした。
皮むき機能もたまに使うので穴付き(0.8mm/1.6mm)タイプにしました。因みに製品ページにはφ0.8/1.5mmとなっていました。
グリップの材質はラバーではなく、プラスチック製です。ただ、デコボコした加工がされているのでツルツルする感じでもないです。
グリップは170mmほどまで開きます。
バネ有タイプは収納する時にも広がってしまうのであまり好きではありません。
マックスで40mmほど開きます。
表面だけ研磨されています。
裏面はなんて加工か知りませんが艶消しの黒っぽいです。調べたら防錆の黒染加工かなんかのようです。
皮むき機能の穴がかなりセンターからズレていました。
仕様なのかと思いましたが古い奴はちゃんとセンターにあるのでそのような理由でずれている訳ではないようです。
問い合わせしたら不良品ということで代替品(※不良品は着払いで返送)をすぐに送ってもらいました。これも完全にセンターではないですが前のヤツよりはかなりマシになっています。(交換品の画像)
この手の製品ってさび止めとしてよく油が差されていますが接合部から油分が染み出してくることもなくちょっと不思議に思いました。
不良品の方は噛み合わせもよくなくて結構光が漏れていました。
交換品はこの隙間もほぼ解消されていました。(交換品の画像)
サイズは今まで使っていたものと同じなので使い勝手もほとんど変わらずにいい感じです。
ただ、自重で広がる感じではないのでもうちょっと使いこむ必要がありそうです。
切れ味も特に問題ない感じ。
斜ニッパーは平行線を分離したりする際に結構後ろの部分を使うことが多いです。
皮むき機能で銅線(1.5mm径)の被覆を剥いてみたらサイズが合っていないのか引きちぎった感じです。
そもそも刃のような構造になっていないのでこんなものだと思います。(交換品の画像)
フジ矢 偏芯強力ニッパ(圧着機能付) 700N-200
ザっと探した感じで2.5mm径のピアノ線まで切断できるものは「フジ矢 偏芯強力ニッパ(圧着機能付) 700N-200」しか見つけられなかったのでこれにした感じです。
プラス千円ほどで黒金タイプのものもあったんですが、黒って目立たないので工具箱で探したりする手間が増えるかなぁ~と思ったのでスタンダード版にしました。因みには価格は2,770円でした。
分かっていたこととは言え、電工ペンチ(200mm)と同じサイズ感でかなりデカいです。
なんかカブトムシやバルタン星人を思い出させるようなフォルムですw。
1.5mm径のピアノ線も歯の根元付近ではさほど力を入れずとも難なく切断できました。
葉の部分には黒い焦げのような皮膜が付いています。
ピアノ線の切断面。
切断した個所はなんか塗装が剥げたような感じになっていました。
裏側から光を当てても光が漏れることもないので刃こぼれしている感じではないようです。
さすが偏心タイプの強力ニッパだな~て感じで切断能力は特に問題ない感じです。ただ、デメリットはデカいので工具箱等の収納に場所を取りますね。