マウス(Logicool G300)のケーブルを短くしてみた!
投稿日:2024/12/23 更新:2024/12/23 コメント 0件 分解&修理 G300, コネクタ, マウス, ロジクール, 取付先日、ロジクールゲーミングマウス「G300」のコネクタがスッポンして直したんですが、このマウスのUSBケーブルって2mもあって地味に長くて使いにくかったのでついでに短くしてみました。
Logicool G300のケーブルを短くしてみた!
G300の分解方法は下記URLの記事やこちらの関連記事を参考にして下さい。
ロジクール マウス「G300s」分解&マイクロスイッチ交換!
コネクタはPHコネクタに非常に似ているんですが手持ちの日亜化学のものとは微妙に異なるので製造メーカーが違うのかも知れません。
ところでUSBタイプAって4芯だと思うんですがこれには5pinあります。
名称はケーブルブッシュとかいうみたいです、このパーツは動きそうで動かなかったので切込みを入れて取り外したんですが、一応、下になる方に切り込みを入れています。
ケーブルには金属膜のシールドが巻かれています。多分、アルミの金属箔シールドだと思います。
シールドを剥がすと電源線(黒と赤)、信号線(白と緑)、被覆なしの銅線(「ドレイン線」というみたい)の5本の銅線があります。
被覆なしの銅線と金属箔シールドは「USB ケーブルシールド」といって、外部からの電磁干渉を受けにくくする目的で施されていてそこそこ性能の良いケーブルが使われているようです。また被覆なしの銅線はUSBコネクタの金属部分にはんだ付けされて繋がっているそうです。
【DIY講座】『USBケーブル』を自作する!≪USB Aタイプ編≫
一番右の透明の介在物は樹脂製の糸です。この糸があるお陰で引っ張り強度を上げる効果があるようです。
介在物とシールドを除去。
ケーブルの外径は 約 0.6 mm とかなり細いです。
使用するパーツです。(右のメスコネクタは前回の記事で使用しています)
圧着工具はエンジニア PA-21を使用しました。
芯線が細くできつく圧着されていない感じです。
なので芯線を二重になるように折り、予備ハンダをしてから圧着しました。
切込みを入れたところはそのままにしていますが気になる場合は糸で結んだりすればいいかと思います。
本当に完成。
長さは適当にカットしたのでよく分からなかったんですが測ったら70cmくらいになっていました。