【自作PC】NZXT C650 NP-C650M-JP ATX電源 購入レビュー!
投稿日:2022/4/14 更新:2022/4/15 コメント 0件 自作パソコン c650, NZXT, season2, seasonic, 自作PC, 電源リビングPCで使用している電源(ZALMAN ZM500-GT)がもう10年になるのと余ったケーブルが邪魔過ぎるのでフルモジュラータイプのATX電源を探していたら「NZXT C650(型番:NP-C650M-JP)」がドスパラで9千円を切る価格で売られていたので買ってみました。
開封レビュー
横のケースはリビングPCのJonsbo U4Sなんですが箱がデカいです。
代理店はタイムリーではなくアスクでした。
箱に損傷が…。
幸い、ケーブルが入っている方だったので本体はノーダメージでした。
おしゃれな収納。
マニュアルは多言語で必要最低限のことしか書かれていません。
白いのは乾燥材(シリカゲル)です。
本体は黒の不織布、ケーブルはNZXTカラーである紫色の化粧ポーチのようなバックに入れられています。
おしゃれ。
そう言えば大概電源買うとそのメーカーのロゴが印刷されたマジックテープが付属してくるんですがなかったですね。
本体背面にある「ZERO RPM FAN MODE」というボタンを押し込むとがゼロRPMファンモード(最大出力の約30%未満でファン停止)が有効になり、低負荷状態でファンが停止するそうなんですが背面の記載を見ただけではどちらがオンかオフなのかがよく分からないので一目で分かるように記載にしてほしいですね。
ファンも真っ黒なのでファンが回転しているのがちょっと分かりにくいですね。
パンチングの穴径が外側に行くほど小さなっていたり、角がちょっと丸くなっているのが特徴的ですね。
ロゴはファンを上向きにすると逆向きになります。
「WARRANTY VOID IF REMOVED」と書かれたシールを剥がすと10年保証が無くなるのでご注意を。
ケーブル類
防水加工されたよくあるリックサックのような素材です。
今までは余ったケーブルは元箱に入れていたので最初はこんなケースは必要ないなぁ~とか思っていたんですが、実際使ってみるとこのポーチだけ別のところにおいておけるのでいちいち箱から出す必要もなく地味に使い勝手が良かったです。
AC電源ケーブル
24pin(20+4)電源ケーブル
結束バンドの上に熱収縮チューブが施されているんですがこれゴテゴテして取り回しにくいのでどうにかならないでしょうかねぇ。
マザーボード側に接続するコネクタ根元のには、抵抗だか何だか知りませんが忍び込まれていて恐ろしく硬いです。熱収縮チューブのところはほぼ曲がらないと思っていた方がいいです。因みにCPUとPCIEも同様な構造になっています。
24pin電源ケーブルは20pin+4pinを分離できるタイプなんですが、スライド式なので外れにくくなっています。
最近のマザーはミドルスペックのものでもCPU補助電源に8pinと4pinのコネクタが必要なものも多いんですがこの電源には4+4pinタイプのケーブル2本付属してます。
こちらはロックできない構造になっています。
このケーブルにもなんか入っていてこの辺はほぼ曲がりません。
PCI-E電源ケーブル
こちらのケーブルも熱収縮ケーブルのところはガチガチです。
PCI-Eコネクタも一応、ロック機能はあるんですがただ引っ掛けるだけなのですぐにバラけます。
SATAとペリフェラル4pinの電源ケーブルはフラットケーブルです。フラットケーブルは見た目がきれいなのは良いんですが、捻じれると見た目が悪いのでケーブルの取り回しが以外に難しいですよね。
ピータッチ(PT-P710BT)でラベリング
電源テーブルってどこの製品も似たような感じなんですが、自作PCも長くやっていると電源の数も増えてくるとどこの製品のケーブルか分からなくことがあるのでピータッチでラベルを作ってみました。
マザーボードやGPUに挿す側のコネクタには「CPU」や「PCI-E」とか印刷されていますし、電源本体に挿す方のコネクタにも「PSU」と印刷されているので接続に迷うことはないです。ただ、PSU(Power Supply Unit)側って見れば分かるのでそれよりも電源ケーブルって複数持っていると他社のものと区別が付かないことがよくあるのでメーカー名や型番を印刷してほしいですね。
シールを貼れる高さは約 9 mm ほどしかないんですが、黒のラミネートテープは12mmのものしか持ってなかったので縦に印刷して作りました。
Seasonic SSR-750FX と似ているところ
自作とゲームと趣味の日々さんのレビュー記事によるとC850は、Seasonic FOCUS GX-850のOEM品らしいですが、メイン機で使用しているSeasonic SSR-750FX(以後、「Seasonic」と記載)と似ているところが複数あります。
一つ目はSeasonicの電源はPCの電源を入れたり切ったりすると電源内からリレースイッチの音がカチッとしますがC650も同じ音がします。また、左がSeasonic、右がC650(レビュー製品)なんですがZero RPMに使用されているボタンがそっくりです。
この2点だけなので判断材料としては少ないですが個人的にはSeasonicのOEMで間違いないかぁ~と思っています。
Jonsbo U4Sにセッティング
Jonsbo U4は裏配線スペースが無いのでプラグイン電源じゃないと要らないケーブルでカオスな状態になります。
電源の固定は使い勝手と見た目を考慮して手回しネジを利用しています。
CPU補助電源ケーブルはクーラー(KABUTO)がでっかくてマザーを固定してからでは接続できないので先に接続します。
ただ、このケーブルの熱収縮チューブのところがほぼ曲がらないのでこんな感じに曲げないとマザーの下を通すことができません。
一番曲げたいところが曲がらないとか嫌がらせとしか思えません。
熱収縮チューブ以外のところはこんなに曲がります。
CPU補助ケーブルはマザー下を通しても問題ない感じだったんですが、24pinの電源ケーブルは完全にマザーに接触していて危険な感じがしたので止めました。フラットケーブルだと行けたと思ったんですけどねぇ。
次にマザーの縁に沿わして下図のようにしてみました。
収まりがよさそう見えますが、ただこれだと電源周りに余ったケーブルが溜まってみっともないんですよね。
更に24pinケーブルを一旦上に這わせてケーブルレイアウトしました。因みにケーブルには「ELPA コードクリップ CB-C60H」をスペーサーと一緒に固定して止めています。
最終的にはこんな感じになりました。
排気ファンはリアの一つだけにしてそのほかはすべて取り外し、HDDはサイドから底面設置に変更。HDDを再度にしたことで電源横にもケーブルを収納できるのでかなりすっきり見せることができます。
Jonsbo U4で底面に3.5インチHDDを取り付ける場合は付属のゴムパーツをケースに取り付けて底面から専用ネジで固定します。
HDDを底面に付けた場合にはケーブルを鋭利に曲げないといけないので上Lタイプの変換コネクタやケーブルがあった方がいいかも知れません。
ケースのUSB3.0やオーディオ端子は使わないのでフロント部分に隠し、ダストフィルターもメンテしやすいように内側に取り付けました。
まとめ
電源のレビューって前々から苦手だったのでほぼ外観のみのレビューになりましたが、コネクタの抜き差しもそんなきつくなく、静音性も個人的には全く気にならないレベルです。
見た目はNZXTらしくクールでおしゃれなデザインで言うことないですが、コネクタの印字、ロゴの向きの汎用性、ケーブルの硬さ、ゼロRPMファンモードのスイッチのところだけは残念な感じです。
ロゴはファンを上向きに設置すると逆さまになるので基本的にはファンを底面に向けて設置することを想定されていると思います。
ただ、見た目やファンが動いているのを目視したい時とかにたまにファンを上向きに設置することがあるで上向きにした時にもロゴが正しい向きになるようにデザインしてほしいですね。
それにしても熱収縮チューブのところはどうなかならないでしょうかねぇ。この部分以外は柔らかくと取り回しが良かっただけに余計に残念な感じなんですよね。
それでもシーソニックのOEM?でフルプラグインの10年保証、しかもCPU補助電源ケーブル2本付きのATX電源が9千円もしないとか安過ぎです。そう考えるとマザーの4.2万(MPG Z690 EDGE WIFI DDR4)がめっちゃ高く感じてムカついてくるんですが保証期間の間、安定して使えるといいんですけどねぇ。