ステンレスメッシュでプラ修理に挑戦!PS60-321
投稿日:2023/4/22 更新:2023/4/22 コメント 0件 分解&修理 プラスチック, プラ修理, メッシュ, 修理, 溶着プラ修理のネタは以前もやったことがありますが今回はプロの方も使っているような方法を真似てみました。
光 ステンレスメッシュ 0.14×200×300mm PS60-321
修理に使用するのは「光 ステンレスメッシュ 0.14×200×300mm PS60-321」というメッシュで価格はアマゾンで391円でした。実はステンレスより銅の方が熱伝導率が高いのでそちらがいいだろうと思ったんですが銅だと使用する場所によってはサビ対策をする必要があったりしますし、アマゾンで3個以上じゃないと買えなかったので今回はステンレスメッシュにした感じです。
まずはステンレスメッシュの簡単なレビューです。
線径は 0.14 mm と極細で所有ノギスでは計測できませんが、細いのでハサミで切断可能です。
ステンレスメッシュでプラ修理に挑戦!
修理するのはこちらのプラスチック製品で材質は不明です。
取り敢えず作業中に割れた部分が開かないように強力な布テープで外側から固定します。
適当にサイズに切ったメッシュを半田ゴテで抑えて樹脂の中に押し込んでいきます。
半田ゴテはコテ先を逆さまに取り付けて作業しやすくしています。因みに半田ゴテは「goot KS-30R」、コテ先は標準付属の「R-48B」です。
半田ゴテを垂直に数秒当てると網目から樹脂が染み出てくるのでそうなったら次の場所に移動していく感じで溶着させていきます。
表面の様子を見るためにガムテープを剥がし見たところ、外側には全く影響がないことが分かったのでこのまま作業を進めます。
角の部分はL字に曲げたメッシュで溶着しました。
構造上、当然引っ張りに強いのは分かるんですがちょっとひねってもビクともしない感じでかなり強力についています。より強力にするならメッシュを大きめにカットしたり、線径の大きなメッシュを利用すれば強度は増すと思います。
塗装する場合は少し削ってからメッシュを埋め込んでパテ埋めしたりすればアラを隠せるかと思います。
因みに今回は接着剤を一切利用していませんが、その理由は前にプラ修理(※記事にしたヤツではありません)をした際に接着剤を使った部分に半田ゴテを当てた時に接着剤の臭いがしたり、接着が外れたりしたので今回は使いませんでした。