プロクソン・ハンディマルチルーターをドリルスタンドに取り付ける No.28473

投稿日:2023/9/6 更新:2023/10/17 コメント 0件 工具 , , , , , , ,


ドリルスタンドに「プロクソン ハンディマルチルーター No.28473」を取り付ける為に「岩田製作所 セットカラー 4穴付タイプ SC2012CP4」を買ってみました。価格はアマゾンで643円でした。

セットカラーとは

 

岩田製作所 セットカラー「SC2012CP4 」購入レビュー! 4穴付タイプ

まずは取付位置の外径を変えるセットカラーの紹介です。尚、取り付けるドリルスタンドの詳細はリンク先の記事を参照して下さい。

工場からそのまま送られてきたような感じです。

SC2012CP4 (製品ページ)

金属のキラキラしたものかと思っていましたが思いのほか汚れていて中古感が漂ってました。この形状のものは黒染め、ステンレス、ニッケルメッキの3種類あり、これがたまたまアマゾンで在庫があったのでこれにしたんですができればステンレスが良かったです。

あとアマゾンでは納期未定の製品が多かったんですが岩田製作所からも直接購入できますし、内径・外径・などを指定してセミオーダーもできるようなので予算に余裕があるならそちらで購入するといいかも知れません。

主なサイズは内径20mm、外径44m、厚み12mm、四つ穴径6.6mmです。

油分なのか、サビなのかよく分かりませんが、結構汚れてました。

寸法はほぼ記載された通りでした。

内側の穴にシャフトなどを通して六角穴付止めネジ、通称「イモネジ(M6×6)」を2点で固定する感じで利用します。

イモネジの開け閉めには対辺3mmの六角レンチが必要です。

イモネジを締めると内側に出てくるのでそれで固定される感じです。

 

 




ドリルスタンドにプロクソン・ハンディマルチルーターを取り付ける No.28473

こちらが「プロクソン ハンディマルチルーター No.28473」です。

プロクソン ハンディマルチルーター No.28473の先端部分の金具の外径は20mmなのでピッタリの筈です。

イモネジを締めるとガタもなくいい感じです。

この部品は内径にネジ山が切られているので外せますがかなり固く止まっているので外すにはペンチやネジザウルスなどが必要ですが、セットカラーに取り付けたままだと手でも取り外し可能でした。

ネジ山の外径は多分、16 mm。

 

 

ドリルスタンドにセットしてみる

ドリルを固定する穴径はネジを緩めた状態で 約 43.8 mm。

ねじを締めた状態で 約 43.2 mm なので開いた状態で入るかどうかという感じです。

乗っけてみましたがやはり入りませんでした。

先端の隙間にマイナスドライバーを差し込んで楔のように打ち込んだら落ちるようにスポッと入りました。ドリル固定用のネジがちょっと邪魔でやりにくいかったので取り外して作業したらやり易かったです。

寸法どうり加工であればセットカラーの方が若干大きいので外径を削る必要があるかと思っていましたが、ガバガバよりはキツキツの方が都合がいいのでこのまま加工せずに使おうと思います。

ねじを締めなくてもほとんどグラつきはありませんがネジを締めれば全くグラつきません。

セットカラーの上部に丸いアクリル板を付けて取付位置より下に落ちないようにしたいんですが、ロックボタンも近くにあるので作業性が悪くなりそうで難しいところですね。

セットカラーを上端に合わせてもドリルの着脱は可能ですがちょっとやりづらいです。だからと言って下にズラすと今度はロックボタンが押しづらくなるので上面で面一にした方が使いやすそうです。

後日購入した、クイックバイス(SK11)を台座に固定。

いい感じに穴あけできる環境を構築できました。ただ、実際に工具を取り付けて使用すると共振というんですかねぇ、ビビり音が結構すごくて普通に手で使っている時よりも大きな音が鳴るのでその辺の対策も必要かも知れません。

ドリルを装着しながらだとロックボタンを押せないので一時しのぎとしてクランプで押していますが何かいいアイデアを考えないといけません。

対辺4mmの六角レンチ(付属品:ポール固定用)を回転軸をロックする位置で差し込めばロックすることができました。

セットカラーの穴を利用すればもっと効率のいい方法があると思いますが、取り敢えず、こたつの上で穴あけ作業ができる環境は構築できました。

 

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