2018.05.16
【不具合】映像が歪む場合はオプティカルフローが原因だった!
前にもRicoh CX4で録画した動画(AVI)を読み込んだ時に起こったことがあったんですが、EDIUS Pro 9 に取り込んだMP4(Bandicamキャプチャー動画:H.264/AVC)のHD素材の映像が1フレームだけ空間が歪んだようになる不具合がまた発生しました。因みに出力すると歪みもそのまま出力されます。
原因
動画プレーヤーのMBC-BEでは問題なく表示されるのでEDIUSの不具合であることはほぼ確定していたんですが、最初は1フレームだけおかしいのでインタレース絡みのトラブルっぽいと思ったのでフィールドオーダーの設定を色々と弄ってみたんですがダメでその他に関係あるそうなプロジェクト設定、ドロップフレームなどの設定を弄っても一向に解消しませんでした。
あと思い付くのは速度を変更した時に補間方法を「フレームブレンド」にすると残像が出ることがあったので「時間エフェクト」にある「補間設定」を弄ってみました。因みに残像を出ないようにするには「最近傍法」にします。
EDIUS Pro 8.3の新機能「オプティカルフロー」を試す
補間方法は「オプティカルフロー」を既定値にしていたんですが「フレームブレンド」若しくは「最近傍法」に変更したらピタリと空間の歪みが直りました。
この補間設定とは、例えば速度を遅くした時にあいだのフレームが欠損するのでその足りないフレームをどのように補って違和感のない動画にするかということを設定する項目なんですが、そもそも速度を変更していないのに補間設定が関わってくること自体がおかしいので明らかに不具合だと思います。