【テンプレート】情熱大陸風オープニング Version 7.0 公開


祝20周年!

TBSで日曜日の午後11時から放送されている「情熱大陸」を一度は見たことある方も多いと思います。筆者もゲストによってちょくちょく見てはいるんですが、Wikiで調べたら1998年4月5日に放送(第1回の出演者はプロゴルファー・丸山茂樹さん)が開始されて本日でちょうど丸20年になるそうです。当サイトでも情熱大陸の記事は常にアクセス上位にランクインしており、最近では新垣結衣主演ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」内でも何度かパロディとして利用されたりしていますがそれだけ誰も知る模倣したい番組ということを意味しているんだと思います。

そんな記念日的な日に情熱大陸オープニング新テンプレート「Version 7.0」をフリー配布を開始します。前バージョンよりは少しは本物っぽくなったのではと自身では思っていますがどうなんでしょうかねw。

今バージョンから他の動画編集ソフトでも使いやすいように波紋などの各パーツを連番静止画で作成して配布しました。最初はアルファチャンネルを保持できるMOV(PNGコーデック)形式での配布も考えていたんですが、QuickTimeに依存するので環境によっては取り込めなかったりすると思いますし、なによりエッジ部分の汚れ(黒フリンジ)が出るのが嫌だったのでそれがない連番静止画による配布にしました。ただ、そのせいで配布ファイルの容量が700MBオーバーになりました。

情熱大陸オープニング Version 6.0

YouTubeにアップした動画が背景テキストの「JOUNETSU TAIRIKU」な部分の画質がどうしても悪いのでOneDriveでオリジナル版を視聴できるようにしてみたんですがそれでも画質が悪いのでブラウザで見るとどうしても画質がちょっと落ちるようです。高画質で見たい場合はプロジェクトファイルをダウンロードして出力してみて下さい。

 

変更点

主な変更点は以下の通りなんですがほぼ作り直し状態です。

  1. 波紋をAfterEffects CS6とHitfilm Pro 2017で作り直し
  2. 波紋などの素材を連番静止画に置き換えて負荷低減
  3. 縦書きバージョンを追加
  4. 背景の映像素材に動画を使用できるように変更
  5. 「JOUNETSU TAIRIKU」などの背景テキストを簡単に一括変更可能に
  6. トランジションの使用をやめる
  7. 構造の簡略化や誤字脱字などの修正…

 

波紋をAfterEffects CS6とHitfilm Pro 2017で作り直し

波紋部分、特に後半の波紋は色合いなどを含めてまったく納得してなくて見直す度に何とかしたいと思っていたので作り直すことにしました。前半の波紋はAfterEffects CS6(AE)のシェイプレイヤーで4パターンの波紋を作成し、それらのコンポジション(EDIUSで例えるとシーケンスタブ)をプリコンポーズ(シーケンス化したクリップを入れ子にして自動で置き換えてくれるような機能)して作成しました。

苦労したポイントは波紋の一番外側の円が真円ではないのでそれを使い慣れていないシェイプレイヤーで「パスを結合」を使って「型抜き」をしたかったんですが、それができずに苦しみましたw。原因は「パスを結合」は「塗り」でやらないといけないのにずっと線幅を広げた「線」でやっていたからでした。

後半の波紋は数が多いのでそのAEで作った4パターンの波紋をHitfilmに取り込んでその波紋をParticle simulator(※Pro版に付属する機能)の素材として使用して作成しました。因みにAEだけでもできるのにHitfilmでやったのは圧倒的に使い慣れているだけの単純な理由です。

一応、AEとHitfilmのプロジェクトファイルもダウンロード可能です。AE版にはCS5.5用とCS6用のプロジェクトファイル、Hitfilm版にはプロジェクトファイル(バージョンによる互換性は不明)のほかにAEで作成した4パターンの波紋(PNGコーデックを使用したアルファ付MOV)も付属しています。CS6のプロジェクトファイルはこちらの情報によるとCC版でも開けるようです。尚、ダウンロードしたAE版のプロジェクトファイルをダブルクリックして開いたらエラーが表示されて開けなかったんですがファイルメニューから開いたらできました。

jounetsu_tairiku_ae_file.zip(64KB) ※CS5.5,CS6用

jounetsu_tairiku_hitfilm_file.zip(19MB)

 

波紋などの素材を連番静止画に置き換える

以前のバージョンでは波紋や背景テキスト(JOUNETSU TAIRIKU)などはすべてEDIUSで作成していたのでかなり複雑で負荷も高くなっていたんですが、プレビュー改善と他の編集ソフトでも使えるように連番静止画(下図の赤枠で囲ったクリップ)にしました。連番静止画(シーケンスクリップ)は多数の画像ファイルを集合体、つまり構造的には完全に動画なので画像ファイルよりプレビューが重たくなりがちなんですが、EDIUSで一から波紋を作るよりはかなり負荷を軽くできました。ただ、軽いと言ってもMP4(H.264)の動画よりは重たい感じなので「選択クリップのレンダリング」でレンダリングしてから使って下さい。

 

TLシーケンスクリップとシーケンスクリップ!?

TL(タイムラインの意)シーケンスクリップとはいつも使っているタイムラインとして開けるシーケンスクリップのことです。それに対してシーケンスクリップとは連番画像をひとつの動画として扱えるようにしたクリップのことで元の画像の状態に戻すこともできます。クリップの色が同じ灰色なのでタイムラインでは一目で識別しにくいので改善してほしいところです。尚、クリップの色はプロパティから一応変更することは可能です。

 

 

縦書きバージョンを追加

最近、情熱大陸は見てなかったので知らなかったんですが縦書きバージョンが存在するのに気付いたので作成して追加しました。縦書きバージョンは1920×1080の画像ファイル(PNG)で作成しているのでフレームサイズを3840×2160(QFHD)などにプロジェクトサイズを大きくすると画質が荒れることがあるかも知れません。ただ、劣化してもほぼ単色の画像なのでそれほど画質劣化が目立つ感じにはならないかと思います。因みに横書きバージョンはクリップはすべてクイックタイトラーで作成しているので画質が荒れることはないと思います。

横書きバージョンもキラリーン(白光ライン)と光るところを作り直したりして少し手を加えています。

 

 

背景の映像素材に動画を使用できるように変更

下図のように前バージョンまでは背景画像シーケンスが3か所に点在していたために動画を使用することが難しかったです。

今バージョンでは下図のように背景画像をひとつのシーケンスで出来るようにしました。使用トラック数はヘルプや縦書き用を追加したせいで10本に増えてますが実際にはトラック6本で表現しています。5Vのクリップを上にズラせば5トラックでできるんですが横書き用を非表示(トラックのミュート)にすることが多々あると思うので敢えて6トラック構成にしています。

 

「JOUNETSU TAIRIKU」など背景テキストを簡単に一括変更可能に

新機能としては左右にすれ違って動く「JOHNETSU TAIRIKU」という背景テキストをタイトルひとつ変更したら画面一面のテキストタイトルがすべて書き換わるような構造にしました。作成方法ははちょっと長くなったので別記事にしました。詳しくはリンク先の記事を読んでください。

情熱大陸の動く背景テキストを作り方

ただ、簡単に変更できるようにしたせいで裏では面倒臭いことをやっているのでタイムラインがかなり重たくなって使い勝手が悪くなってしまいました。なので動画版(連番静止画)も用意し、デフォルトでは動画版を使用するようにしています。

オリジナルの背景テキストを設定したい場合は下図のように「背景テキスト(動画)」の「ビデオのミュート」ボタンをクリックして無効(非表示になる)にして、「背景テキスト(カスタム)」は有効にして利用して下さい。

 

トランジションの使用を止める

ミキサー部に適用するGPUfxトランジションはGPUに依存するので一部のノートPCなどではGPUfxトランジションそのものが表示されないものもあります。なのでディゾルブはレイアウターの不透明度で作成し、代替が効かない情熱大陸のロゴを光らせているライト効果のところだけトランスフォーム(GPUfx)を使いました。

一応、ロゴも連番静止画化して素材フォルダに入れていますが自作のロゴに差し替えやすいようにこのような仕様にしています。万が一、GPUfxトランジションが使えない場合は連番静止画を取り込んで使用して下さい。ただ、拡大する動きをつけていないのでレイアウターのストレッチを使って動きをつけて利用して下さい。

あとトラックをたくさん使うので可能な限り省スペースで全トラックを表示させておきたいというのが個人的にあるのでトラックの高さを一番低くしていますが、これをやるとトランジションをミキサー部にドロップできなかったり,設定を弄る度にトラックの高さを変更するのも面倒というのも止めた理由のひとつです。

連番静止画の使い方

 

ダウンロード

 

プロジェクトファイルのダウンロード

ファイル内容はサンプル動画の冒頭から約26秒のところまでのプロジェクトファイル(テンプレート)と波紋、背景テキスト、キラキラなどの動画素材(PNG形式のアルファ付き連番静止画)です。尚、おまけ部分の映像やテンプレートは含まれませんし、音声ファイルも含みません。プロジェクトはEDIUS Neo3.55,EDIUS Pro8.53,EDIUS Pro9.1で動作確認済みです。

jounetsu_tairiku_version_7.0.zip(753MB)

 

レンダリングポイント

PCのスペックが低かったり、古いバージョンのEDIUSだとファイルの読み込みが遅かったりしてプレビューが重いので使用する前にレンダリングすることをお勧めします。下に示す各シーケンスの赤枠クリップは基本的に弄る必要のないクリップなのでそれらを選択して右メニューの「選択クリップのレンダリング」でレンダリングします。また、タイトルを設定したり背景素材を配置したりして既に弄る必要がなくなったクリップも同様に随時レンダリングしておくと快適に編集できると思います。因みに指定したクリップをすべてレンダリングすると約1.2GB(レンダリングフォーマット: Grass Valley HQ 標準の場合)ほどストレージを消費します。

「最終シーケンス」シーケンスのレンダリングポイント

「縦書きタイトル」シーケンスのレンダリングポイント

 

「横書きタイトル」シーケンスのレンダリングポイント

 

利用方法や利用条件

Zipファイルの解凍方法やプリセットのインポート方法などについては配布ファイルの利用についてをご覧下さい。利用条件は動画素材やテンプレートを販売する行為以外には特にないですが筆者のYouTubeチャンネルを登録して頂けるとめっちゃ喜びますw。
(メモ: 記事投稿時のチャンネル登録者数775人)

 

プロジェクト設定の変更について(4K)

プロジェクトは1920×1080 29.97pで作成していますがプロジェクト設定の映像プリセットで以下のサイズに変更できます。ただ、先に書いたように動画素材は1920×1080で作っているのでQFHD(4K)などに変更すると画質が劣化する部分があるかと思います。あと、QFHDに変更する場合はレンダリングフォーマットを「Grass Valley HQX 標準」などに変更する必要がありますし、オーディオチャンネルは2channelに設定しているので適時必要に応じて変更して下さい。

 

EDIUS以外の動画編集ソフトでの使用について

ダウンロードファイルには波紋、背景テキスト、キラキラなどの動画素材(連番画像)を含みますので連番静止画の取り込みに対応している動画編集ソフトやタイムラプスができる動画編集ソフトなら簡単に取り込めると思います。

 

手書き文字

手書き文字の部分は「手書き文字 漢字編」を参考にデュレーションを3秒くらいで作成し、「余白のない動画を動きを止めたまま尺を引き伸ばす」を参考にデュレーションを引き延ばすか、縦書きの場合は「9;20」、横書きの場合は「8;20」のデュレーションで止まった部分も含めて作成して下さい。因みに動画で使用しているフォントは「花鳥風月」というものです。

 

自作ロゴ

自作のロゴを作成したい場合は下記URLの記事を参考にして下さい。

情熱大陸風ロゴを自作する

 

ヒント

Proバージョンだと背景テキストにオーバーレイ合成などをすると波紋と背景テキストが合成されてまた違った感じになるので色々試してみて下さい。

 

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