Windows11 24H2 EDIUS旧バージョン・インストール検証!
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Windows11 24H2にアップグレードしたのでWindows11に対応していないEDIUS Neo3.5(6.5)、8、9をインストールして動作確認してみました。
尚、簡単な編集しかしていないですし、PC構成やインストールしているソフトやドライバなどよっても状況が変わると思うのであくまでも参考程度にご覧下さい。あとメーカーがサポートしてないので自己責任で使用して下さい。
検証環境
ボーナスコンテンツなどのプラグインや関連ソフトはすべてアンインストールした状態でテストしています。テスト時のメインPCのスペックは以下のような感じです。
EDIUS Neo 3.5
EDIUS Neo 3.5はDVDメディアからのインストールしないとライセンス認証できなかったと思うのでそちらからインストールしてアップデータ「edius_update_v655b3480」を実行しました。
途中で「初期ファイルの作成エラー(cdrblock.sys)」でエラーが出ましたが「無視」して進めてインストール。
無事起動し、適当な動画と画像をタイムラインに配置。
H.264/AVC(MP4)での書き出しもOK。
どのタイミングが忘れたんですが、一度、起動に失敗してEDIUS システムレポーターが立ち上がりました。※キャプチャする前に画面が消えてしまったのでこの画面はイメージです。
余談ですが古いバージョンと新しいバージョンのEDIUSが共存する環境だと新しいライセンスマネージャー(AppMaintainer)があると重複することがありますが、このような場合は古い方を削除するか、スタートアップを無効にしておくといいかも…。因みに筆者は古い方はアンインストールして新しいものもスタートアップしないようにしています。
EDIUS Pro 8
最終バージョンである「edius_8.53.3262.exe」をインストール開始。
EDIUS 8以降の旧バージョンがあるとインストールできないのでEDIUS Neo3.5はここでアンインストールします。
インストールはエラーもなく完了。
ただ、起動させようとするとシステムレポーターによる「異常終了」というエラーが表示。
PC(高速スタートアップは無効)を何度再起動しても同じエラーが出て起動できませんでしたし、プロジェクトファイルから起動させようとしても無理でした。
信頼性モニターで詳細を確認したら「Qt5Core.dll」が障害とになっているようです。「Qt5Core.dll」は調べてもよく分からなかったんですがQuickTime絡みのファイルなのかと思ってQuickTime7をインストールしてみたんですが効果ありませんでした。
数日前に24H2にアップデートしたサブPC(core i9-9900K)で確認したところ、こちらのPCでは何故か起動しました。
Windows11のバージョンやセキュリティソフトも同じなのでWindowsの問題ではなく、インストールしているアプリやドライバ、若しくはPC構成に起因する問題なのかも知れません。
EDIUS Pro 9
「EDIUS_Setup-9.55.15622.exe」を実行し、無事インストール。
EDIUS Neo 3.5で作成したプロジェクトの読込もOK。
H.264/AVC(MP4)での書き出しもOK。
そもそもEDIUS9は今でもメインで使っていますし、更新する前にWindows11でも大きなトラブルもなく使えていました。