HiKOKI(ハイコーキ) コードレスセーバーソー CR18DA(NN) 購入レビュー
投稿日:2022/11/6 更新:2024/3/5 コメント 0件 工具 BSL1820M, CR18DA, DS18DD, HiKOKI, UC18YKSL, セーバーソー, ドリルドライバー, レシプロソー, 工具, 電動ドライバーHiKOKI(ハイコーキ)の「セーバーソー CR18DA(NN)」と「ドリルドライバー DS18DD(2BG)」のセット品をアマゾンで買ったんですが今回はセーバーソー(レシプロソー)の開封と軽く使ってみたレビューです。なんか小難しい名称ですが「電動のこぎり」です。因みに価格はセットで¥32,360 (DS18DD:19,644円、CR18DA:12,716円)でした。
セーバーソー CR18DA(NN)開封レビュー
セーバーソーはストローク(この製品は13mm)が大きくて刃が上下に動くシャクリ機能がある方が圧倒的に切断できるそうなんですがそのような機能を求めると高価で重量も重たくなってくるので小回りが利くこちらの製品にした感じです。それでもバッテリー付けると2kgほどになるのでそれなりの重量感があります。
中身は本体、取扱説明書、替え刃2枚でこちらのモデルはバッテリーや充電器は付属してません。
段ボールの中には緩衝材もなく無造作に入れられておりところどころ箱が凹んでいてちっょと残念な梱包です。
替え刃は金属用(No.107)と木材荒ひき用(HiKOKI No.5)。
ボディの色が緑だったのでプロ用モデルと同じようにブラシレスモーターかと思っていたんですが普通の直流モーターでした。まぁほかに選択肢がないので知っていてもどうにもならないかったんですけどねぇ。
黒い部分がゴム、緑の部分が樹脂でグリップ感も良く持ちやすいです。
ロックスイッチとトリガースイッチ。ロックスイッチは出っ張りが少ないのでちょっと押しづらく感じます。
先端の黒い部品がベースと言われるものでスチール製です。
バッテリー(BSL1820M)を取り付けると自立します。
BSL1820Mを付けると尻の方の樹脂で出っ張ります。
なぜこんな仕様にしたのか分かりませんが燕尾服みたいですw。
こちらは別売りのフックを取り付ける穴ですが、M4規格のナットが両サイドに仕込まれているのでネジの長さが10mmほどあればフックなどは取り付けは可能です。
因みにナットは取り外せません。
基本的にこのベースに材を当てて切断するので刃の同じところが切れ味が悪くなってきますが、この製品はベースの位置を変えることができるので痛んでいないところで切断したり、壁などのあまり深い切りたくない時などに使用できます。
ベースはロゴの下にあるベースロックボタンを押すと出具合を4段階で調整でき、下図はMAXに出した状態です。
取り外すこともできます。
LEDはトリガーを押している時だけ白く点灯します。
ブレードホルダ。
ブレードホルダを回して替え刃を取り付けます。ただ、40度くらいと思いますが印をつけているくらい回さないと深めに握って回さないといけないのでちょっとやり辛いです。
刃の交換はセーフティロックして充電器を取り外して行い、替え刃を引いてカチッとロックが掛かっていることを確認してバッテリーを装着する感じですね。外す時には下向きにしてブレードホルダを回して刃を落下させ、装着時には上向きにして刃を挿してからブレードホルダを回すと楽に取り外しできます。
ジグソーの替え刃も規格が合えば取り付けられます。
下図は別途、購入したゼットソーのボード用の替え刃です。
金物用のブレードで金属を切るとブレードホルダに引っ張りの力が掛かるのか知れませんが、ブレードホルダが回らずに刃が外せないかと思ったことがあります。
初めてセーバーソーを使ってみた感想
慣れてくるとめっちゃ簡単にいろんな材をすぐに切断できるのでとても便利なツールで買ってめちゃくちゃ良かったです。ただ、切断する材をしっかりと固定してガードに当てて切らないと刃と材が一緒に動いて切断できなかったりしますし、刃と材が一緒に動いたりと慣れないと難しいところがあります。こちらの動画(19:00~)を見ると分かりやすいです。
セーバーソーを初めて使ってみて個人的に思ったことです。
- セーバーソー(レシプロソー)のベース(ガード)を切る物にしっかり押し付けて切る。
- 切る物を固定する。固定できない場合は足で踏んで固定し、刃の直線上には足を置かない。
- 切断する材の厚みにあったものを短い刃を選ぶ。(長過ぎると刃先がぐにょぐにょ曲がって切り辛いし危ない)
- 生木などを切る場合はおが粉が詰まらないようにノコギリのように前後に動かしてやる。
- 厚手のフェイスガードや保護メガネを装着する。
- 耐切創や耐防振に効果がある手袋を装着する。
- プラスチックは形状によっては一番切り辛い。(ただ、ちゃんと固定できていれば簡単に切断できます)
あとかなり振動がくるので長時間の作業はしんどいですので耐切創や防振性に優れた手袋があった方がいいように思ったので「ユニワールド 耐切創手袋 5500」と「TOYO 防災面 ガンボ No.1150」を買いました。
後日レビュー予定です。レビューはこちら。
木材だとホウキと松の木など、樹脂は古い衣装ケース、プランター、ごみ箱をゴミ袋5杯分くらい、鉄だとパイプ椅子、蛍光灯の本体(薄い鉄)、モップの柄などを切断しましたが、もうベースは塗装が剥がれてますし、本体も結構傷付いてます。
木材や樹木などの固定されているものは比較的簡単に切断できますし、パイプ椅子もしっかりと固定しておけば簡単に切断できました。一番難しかったのが樹脂(プラスチック)ですね。
衣装ケースなどの角の部分は固いので比較的簡単に切れますが、切り進めていくと切断した部分が宙に浮いてのれんに腕押しのような状態で切れなくなるのでなるべきそういった状態にならないように切り進める必要があります。これを解消するには切断するものをネジやクランプ等で固定することです。ちょっとひと手間を加えるのが面倒ですが結果的には時短になりますし、これだけで格段に切りやすくなりました。
動作音はミシンぐらいでそれほどうるさくないのですが、切断する時の音は材によってかなり変わってきます。木材だとほんとノコギリで木を切っているときよりちょっとうるさいぐらいの音しか出ませんが、素材が金属だとそれなりに音が出来ます。それでも電ノコやグラインダーほどは危なくないですし、耳をつんざく様な五月蠅さがないのがいいですね。