手書き文字 漢字編
手書き文字のパス引きには、Arial(フォント)などの角ばって線幅が一定のものをA難度、また、線と線が交差するものや線幅が変化するものをB難度、それらが組み合わさった漢字などをC難度という感じに難易度が増していきます。今回はC難度の漢字のパス引きの解説します。
要点
線幅が一定でなく、また線が交差している文字のパスはその接点で頂点を追加しながらパス線を伸ばしていきます。また、毛筆体の止めの部分はパス形を曲線にしてやると自然な感じになります。
あと、手書き文字の描かれるスピードの一定に保つのが結構難しいです。個人的にはグリッド(1920×1080の場合は約50px)を表示させてその間隔を目安にしてます。とりあえず一定スピードで作っておけばネストシーケンスしていくらでもスピード調整できるので一定のスピードになるよう心掛けます。
準備
タイトラーで手書きで表現したいタイトルを作ります。この時、慣れないうちは文字サイズは200pxくらいのものでしかも文字間隔を広げるとやりやすいと思います。またフォントによってもかなり難易度が異なってきます。
タイトルを作ったらマスクを適用し、外側の不透明度を50%程度に落とし、グリッドを表示させておきます。
あと、プレビューの文字が小さくて細部を確認しにくい場合は、レイアウターのストレットの値を大幅に上げてからインフォメーションパレットの並び順をマスクより下位に移動させると細部まで確認できるようになります。
ハウツー動画
高画質でご覧下さい。
ダウンロード
下記のリンクをクリックするとサンプル動画のプロジェクトファイルをダウンロードできます。ファイルの解凍とインポート方法などについては「配布ファイルの利用について」をご覧下さい。
mask_07_freehand_text.zip (15.8KB)