ガウシアンブラーの互換性について
EDIUS 9.4 でガウシアンブラーエフェクトのパラメータ値(設定値)のステップ(増減)が「1%」単位から「0.1%」単位で設定できるようになったんですが、9.4 より古いバージョンでは開いた時にどうなるのか気になったので調べてみました。
ガウシアンブラー 互換性テスト
テストはEDIUS Pro 9 (Ver 9.52) でコンマ単位で設定したプロジェクトをEDIUS Pro 8(Ver 8.53)で開いただけの単純なテストです。おそらく切り捨てられるポイントがあると思ったので強度の設定値を「0.1 → 10.1 → 20.2 → 30.3 → 40.4 → 50.5 → 60.6 → 70.7 → 80.8 → 90.9 → 99.9 %」という感じに設定しています。
8.53でプロジェクトを開くと「0 → 10 → 20 → 30 → 40 → 50 → 60 → 70 → 80 → 90 → 99 %」という感じになっていました。最初は四捨五入されるのかなぁ~とか思ってたんですがコンマ以下はすべて切り捨てられるようです。
因みに同プロジェクトを8.53で上書き保存して9で開くとコンマの値は切り捨てられるのかというのも調べてみたんですがちゃんとコンマ以下の値も残っていました。おそらく設定値を弄ったら切り捨てられていたと思うんですが、ガウシアンブラーの設定値を弄らなければコンマ以下の値も保持されるようです。
また、8.53で上書き保存したものを更にNeo3.5で上書き保存してみたんですが、同様にコンマ以下の値は保持されていました。
ガウシアンブラーを使用したプロジェクトをNeo3.5で開く (おまけ)
Neo3.5でも同プロジェクトを開いてみました。
プロジェクト自体は問題なく開けたんですが、「タイムラインで使っているエフェクトのプラグインが見つかりません。ダミーエフェクトに置き換えられます。」と表示されます。
エフェクトパレットのガウシアンブラーのところには「Dummy Video Filter」と表示されます。
エフェクトの設定画面を開こうとすると「このエフェクトには設定項目がありません。」と表示。