【修正済】「Titler Pro 7 for EDIUS X」リンク切れや書き出しエラーの原因と対策


追記 2020年10月14日

グラスバレーでEDIUSのプロダクトマネージャーを担当されている方から直々に連絡があり、
10月15日より修正版をダウンロードできるようになりました。
修正バージョンは「バージョン 7.3 ビルド 201011」です。

旧バージョン(ビルド 200914)をインストールされている環境でも
プログラムを上書きインストールすると適用されます。

EDIUS X Bonus Contents

「Titler Pro 7 for EDIUS X(以後「TP7」と記載)」でリンク切れになったり書き出すとエラーになるという事例を数件見聞きしたので原因を調べたら分かったのでその対処法と再現方法を紹介します。因みにEDIUS 9のTP7(TP5からアップデートされる)でも同現象になりました。

 

不具合の再現から対処法の発見まで ~リンク切れと書き出しエラー

TP7でタイトルを作成したらタイムラインの右下にある緑色のレ点を押すとEDIUSのタイムラインに配置されて通常ならプレビューできるようになります。尚、レ点を押した時に多少の待ち時間があってタイトルバーに「応答なし」と表示されることがありますが、この現象はCドライブに使用率100%で書き込みをしているだけでフリーズしている訳ではありません。

ただ、斜線が入ってリンク切れクリップとなってプレビュー画面も白黒の市松模様になります。リンク切れになるタイミングはすぐになったり、しばらくしてなったりとまちまちでした。

リンク切れを無視してエクスポートを試みると出力設定画面が表示されますが…。

エラーになって失敗します。

ジョブのプロパティのログによるとプロジェクトの読み込みエラーで以下のようなことが記載されています。

Failure : loading project
指定されたデバイスまたはファイルを開けません。

クリップをダブルクリックしてTP7を起動させようとしても「クリップの復元と転送」画面が表示されます。

「再リンク(ファイルを選択)」から行うと間違いなくファイル名は同一なのに赤い×印の横に「整合性確認結果:ファイルを開くことができません」と表示され、「開く」ボタンもグレイアウトで選択できません。

「再リンク(フォルダを選択)」から行っても「以下のファイルの復元に失敗しました」とエラーメッセージがでます。

またどのような操作で表示されたのかは忘れましたが、「復元に失敗しました 指定したファイルは元ファイルの情報と一致しませんでした」と表示されることもありました。

リンク切れのもととなるTP7のプロジェクトファイルはプロジェクトフォルダの「TitlerPro」フォルダに保存されます。

そのフォルダには「xxx.nbtitle(NewBlue Titler Pro Project)」と「xxx.cache」というファイルが作成されていて、キャッシュファイルは動画をスムーズにプレビューできるように作成された動画ファイルみたいですが、正常に作成されたキャッシュファイルは数十~数百MBあったのに対し、失敗したものは数KBと単位が違うのも明らかにおかしいです。

nbtitleファイルをTeraPadで開いてみると英語ばかりの中に日本語のアドレスがあるのが気になったのでプロジェクト名を英語に変更してやってみたらなんとリンク切れもせずに出力できるようになりました。(・_・)エッ….?

resource_path="F:/EDIUS/Project/日本語のプロジェクト…

 

 




対策

その後、色々と試したところ、以下のようにプロジェクト名が英語でも間のアドレスに日本語のフォルダがあるとダメでしたし、プロジェクトフォルダ名までのアドレスが英語でもプロジェクトファイル名が日本語でもダメでした。また半角スペースは問題ないのに全角スペースはダメという感じだったので日本語などの2バイト文字は全てダメなようです。Twitterや縁側で質問をくれた方はリンク切れが無くなって使えるようになったということなので原因はこれで間違いないと思います。

ダメな例
C:\Users\hide\Desktop\テスト\TP7-test
F:\EDIUS\Project\日本語のプロジェクト名

OKな例
F:\EDIUS\Project\file-name_english

半角スペースはOK
全角スペースはだめ

「Titler Pro 5 for EDIUS 9」の時にもあったのかもそれほど使ってなかったので気付かなかったのかも知れませんが、EDIUSのプロジェクト名って結構日本語で付けることも多いのでこれは使い辛いですね。

グラスバーに別件でTP7の不具合を問い合わせた時には”NewBlueに聞いてくれ”というだけで対処してくれなかったんですが、この件についてはNewBlue社に知らせてくれるということなのでそのうち改善されるかも知れません。因みに不具合があるのは「バージョン 7.3 ビルド 200914」です。

追記 2020.10.10
グラスバレーでEDIUSのプロダクトマネージャーをされている方から
直々にメールが届き、New Blue社へ問い合わせを行い、
現在、New Blue社はこの問題に取り組んでいるとのことで
そう遠くない時期に改善されるんじゃないでしょうか。

TP7は単独(スタンドアローン)でも起動できますし、そちらの方がEDIUSに情報を渡す変な待ち時間も少ないので個人的にはスタンドアローンでの使用をお勧めします。ただ、大量のテロップ付けなどの場合はやはり連携させていた方が修正しやすかったりするのでシーンに合わせて使い分けるといいかと思います。尚、単独(スタンドアローン)での使用の場合はTP7のプロジェクトファイル名に日本語を使用しても問題なく保存されました。余談ですがTP7は「NewBlue Titler Desinger」と表示されます。

あと「Titler Pro 5 for EDIUS 9」ではPCにインストールされている日本語フォントがほとんど表示されない問題があったので表示されない場合には以下の記事を参考に試してみて下さい。

 

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