排水管の詰まり解消 1 「散水ノズル編」
投稿日:2017/1/11 更新:2019/3/22 コメント 0件 DIY DIY, 排水管, 排水管の詰まり解消, 詰まり雨水を流す排水管がよく詰まるようになって色々と試して解消したんですが
長い闘いになったのでそれらを時系列に綴っていこうと思います。
まず、第一弾は「散水ノズル編」です。
我が家の庭の排水管の長さは約 8 メートルほどあり、
両端にはコンクリート製の雨水枡(集水ます)が設置されています。
川上の雨水桝Aに排水口Aがあり、また、蛇口付近に
天向きの排水口Bと横向きの排水口Cがあります。
基礎の関係で雨水桝間を直線で繋ぐことができなかったらしく
下流の雨水桝Bの手前で継ぎ手(90エルボー)で曲げられています。
配管はすべて塩化ビニール管(VU)で呼び径は75(外径89ミリ)と
100(外径114ミリ)が途中で繋がれています。
詳しくは画像を見てください。
尚、このような配管になっていたのはのちに分かったことです。
説明しやすいように勾配が上に設置されているものから
雨水枡A、雨水枡B、排水口A、排水口B、排水口Cとしておきます。
図はちょっと紛らわしいですが真上から見た図で勾配を意味している訳ではないです。
■詰まり具合
排水の詰まり具合は図にあるように排水口Bから雨水桝Bが
何とか通っている感じでそのほかの経路はほぼ全滅な感じです。
■ストレールタイプの散水ノズル
取り敢えず何とか通っている「排水口B→雨水桝B」の経路を確実に通らせる事から始めました。
テレビなどではケルヒャーの高圧洗浄機のような機械に長いホースを繋いで配管の清掃を
やってるのはみたことがあったんですが、ただこのためだけに購入するのもあれですし、
効果があるかも定かでないのでホームセンターをうろついてアイデアを練っていたら
高圧洗浄機の先端のような形をしていて我が家で使用している
ホースにも取り付けられるストレートタイプの散水ノズルを発見しました。
サイズは全長 13 センチ、外径約 33 ミリで先端を回すと水の出方を変更できます。
ホース内径12~15ミリまで対応。
先端パーツは通常の力では外れませんが無理やり分解してみましたw。
先端ノズルの中。
先端の中にあるパーツは図のような感じで何かを宛がって叩くと取れます。
左下にあるのが中に入っていたパーツで
中央にある白いパーツがその中に入っています。
青いパーツを回転させると白いパーツとの距離が変わり
散水パターンが変化する仕組みのようです。
呼び径 75 の塩ビ管だと楽勝で配管の中を通せます。
呼び径 40 の塩ビ管でもギリギリで通せます。
ただ、呼び径 40 のエルボーだと45でも90でも組んだ配管の中を通すには無理ですね。
実際に作業は雨水桝Bからノズルを差し込んで
固形化していると思われる土砂を突き崩しながら取り除く作戦です。
尚、近くにある蛇口だと 散水ホースリールのワンタッチ式の取付口を取り付けられないので
「タカギ(takagi) ネジ付蛇口ニップル G065」を購入して取り付けました。
呼び径100だと腕の付け根まで入るので作業はとてもやり易かったんですが
散水ノズルが複雑な形をしているのでそこに砂が入って先端ノズルを回せなくなったりして
ちょっと難儀しましたが、泥水が流れ出てくるのでいい感じに土砂を取り除けている感じでした。
ただ、2メートルほど差し込んだ、ちょうど水道と排水口B、C付近まで進むと
それから先にはまったく進まなくなりました。
取り敢えず雨水桝Bに流れ込んだ土砂をダイソーで買ったひしゃくですくい出すと
バケツ数杯分もありこれで排水口B、Cから水が流れるかなぁ~と淡い期待を抱いていたんですが、
まったくもって改善していませんでした。Σ(゚д゚) エッ!? オヨビデナイ!?
あと後日談なんですが、
最近になってUSB接続の内視鏡(ファイバースコープ)なるものがあることを知ったんですが、
これらの製品があるともっと簡単に原因を追求出来るのでもっと早く知りたかったですね。
次回に続く。
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