エンジニア ネジキャッチ DR-19 購入レビュー
投稿日:2022/8/17 更新:2022/8/17 コメント 0件 工具 エンジニア, ドライバー, マグネタイザー, 先端ビット, 六角ビット, 工具, 差し替え, 磁石「エンジニア ネジキャッチ ライムグリーン 2個セット DR-19」を買ってみました。価格はアマゾンで661円でした。
エンジニア ネジキャッチ 外観レビュー
思っていたより小ぶりでした。
穴の形が六角なので対角が6.35mm以上ある四角いドライバーは使えません。
両端にマグネットが仕込まれていて軸を差し込むとそれに吸い付きます。可動域はギザギザの分だけなので3mmくらいです。
この凹みのところにコーススレッドなどのネジを固定することが出来ます。
開いた状態の穴径で約 6.3 mm ほどありました。
閉じた状態だと約 4.0 mm といったところなので仕様通りですね。
ベッセル220Wに65mmのビットへの取付例。
下図は先端が3.0mm径、中央部が3.5mm径のビット(GS161100)です。
3.5mm径だとちょっと隙間が空きますが使えなくはないです。
3mm径の軸だとネジキャッチが縮まらないのでちょっと使えないです。
着磁と脱磁(消磁)
着磁と脱磁(消磁)ができます。
着磁はビットを取り付けるだけでできますし、脱磁は下図のような感じで擦ると消磁することができますが完全には取れないのでちゃんとしたマグネタイザーがあると便利です。
ただ1回やっただけでロゴが擦れて消え掛かっていたのでロゴの反対面でやった方がいいです。あとやり方が悪いのかギザ面ではうまく消磁出来ませんでした。
ビットの差し込むだけで着磁できるのであればこれをずっと付けておく必要はないですよね。これならただのマグネタイザー(下図)ですよね。
ビットに付けた時だけ磁化させる製品だと思っていたんですが完全に違っていました。
付けた時と付けてない時とで磁力が違うんじゃないかと思って調べてみました。まずはネジキャッチを付けた状態です。
ネジキャッチを取り外して同じ量のネジを引っ付けようとしたところ3つだけ付きませんでした。ネジキャッチを取り付けていた時の方が若干磁力は強めでしたが劇的な差はない感じです。
磁化させていなくてネジキャッチも取り付けられないような細いビットの場合はエクステンションビット(AKL-150)などと組み合わせて使うと効果的かも知れません。
ただ、延長ビットの構造や材質にもよると思いますが、揺らしたら落ちるくらいの磁力しかありませんでした。
使ってみた感想
1つはあってもいいかなぁ~という商品ですね。
この商品が一番役に立つのはシーンは下図のように長いコーススレッドを先端の溝にハメてセットするとちょっと振ってもビクともしないくらいの保持力に高められるところだと思います。
ネジを外すとこのくらい先端が出ています。ネジキャッチが縮む時にちょうどネジの先端を掴む感じになり、ネジキャッチの磁力とも合わさって強力な保持力になっているんだと思います。
そんな感じなのでネジの頭部が小さい場合はネジキャッチの凹みの縁に接触しないので保持力は下がりますがセットがしやすく、逆にネジ頭部が凹みよりも大きいと保持力はかなり増しますが反面、ネジキャッチを開いてセットする必要があるのでちょっとだけ手間が掛かります。
デメリットはビットをロックする溝がないビットだとネジキャッチを取り外そうとすると一緒にビットも抜けることがよくあります。あと鉄だとどこにでもくっ付くので収納場所に困りますね。
元ケースにいれていても付きますし、ドライバーとかに付けていても他のドライバーとくっついたりするのでどこに収納するかを考え中です。壁などの金属板を貼ってネジキャットをドライバーに付けておけばそのまま引っ付けるだけでいいのでそのような使い方もアリかなぁ~と思います。