Windows 10 ハードウェアエラーの原因を探るが…
投稿日:2019/6/5 更新:2019/6/5 コメント 0件 Windows Intel, Intel UHD Graphics 630, Windows 10, イベントビューアー, エラー, ハードウェアエラーWindows 10 Pro (1809)の信頼性モニターの記録が約30日しか記録されていないので何時から起こっているのかはハッキリとは分かりませんがで最近頻繁にハードウェアエラーが起こっているので原因を調べてみました。
現状
気になる現象としてはタスクバーのアイコンが消えて再表示されたり、ブラウザが数秒だけスクロールできなくなるといったことは何度かありましたが、ブルースクリーンもなく、信頼性モニターを見るまではこんなにエラーが出ていたことに気付かないくらい安定していました。
「技術的な詳細の表示」を見ると「ハードウェアの問題により、Windowsは正しく動作しなくなりました。」と表示されていました。問題のイベント名「LiveKernelEvent」。
怪しい機器のエラーチェック
LiveKernelEventで調べるとIntelのグラフィックスドライバー辺りが怪しそうなんですが、ハードウェアエラーということなので取り敢えず接続機器を取り外してエラーが出るかチェックしていきました。ただ、エラーが出るタイミングが全く分からないので接続を解除して数日放置という気長な動作チェックになります。(;´д`)トホホ…
USB3.0ハブ
USB3.0ハブに接続したカードリーダーが時々、切断と接続を繰り返していたので取り外して様子見してみたんですが相変わらずエラーが排出されていたのでこれではないようです。
GPU
次にGPU(MSI GeForce GTX 1050 GAMING X 2G)を取り外したり、ドライバーを更新してみたんですがこれでもエラーが出てたのでGPUでもないようです。
地デジチューナー(PIX-DT460)
これもやりたかったので録画できなくなるのでやってません。
イベントビューワー
まったく進展がないのでイベントビューワーでエラーが発生時間に何かエラーが出てないかと調べてみたら同時刻にビンゴじゃないかというエラー(警告)が見つかりました。
イベント 4101, Display ディスプレイ ドライバー igfx が応答を停止しましたが、正常に回復しました。
警告がいつから出ていたのか見辛いのでカスタムビューを以下のようにしてフィルターを掛けました。
因みにイベントログのところを「Windowsログ」を選択して、イベントID「4101」を入力してもフィルターを掛けることができます。ただ、前述のものと表示される内容がちょっと異なります。
過去ログを調べたらエラーは122回も警告が出ていたようです。
警告は2019/01/01から出ていたんですが2019/04/08までは不定期だったのに対し、レガシードライバーからDCHドライバーに変更した2019/04/23以降から頻繁に出ていました。やはりDCHドライバーにしたのが原因のようです。
ドライバーのアップデート
ただ、今更レガシードライバーに戻すのもあれなのでインテル ドライバー&サポートアシスタント(IDSA)を起動させてアップデート確認しようとしたんですが、起動しないので再インストールしてアップデートを確認したら新しいものがあったので最新のものにアップデートしてみました。
旧ドライバー 26.20.100.6709
新ドライバ 26.20.100.6890
ドライバをアップデートしてから3日間エラーが出なかったのでこれで大丈夫かなぁ~と思いきやまた起きました。地デジチューナーを取り外してテストしてみたいですがこれといった実害もないのでしばらく様子見しようと思います。
グラフィックス・ドライバーで Microsoft により報告されるエラーについて