動画からスケッチ風のパラパラアニメを作成


ビデオフィルターを組み合わせると動画をスケッチ風のパラパラアニメを作ることができます。この表現に欠かせないのが「エッジ検出(マトリックス)」と「ストロボ」ですが、そのほかに「カラーバランス」、「ネガ」なども使います。尚、動画素材によっては設定が難しいや素材として適さないものがあると思いますし、エフェクトの組み合わせとかにまだかなり改善の余地があると思います。

概要と素材動画のダウンロード

まず、アニメションということで24(23.98p)フレームで作成していますが、よく使われているということだけで深いところまで理解しておりませんw。尚、本文と同じように試作してみたい方はMazwai.comから動画をダウンロードしてから試して下さい。因みに冒頭から41秒のところまでを使っています。

エフェクトは図のような順に掛けていますので次章から詳しく解説していきます。

エッジ検出

動画に「エッジ検出(マトリックス)」を適用します。ただ、シーンによっては真っ黒になると思うのでカラーコレクション内にある「カラーバランス」を追加してエッジを際立たせます。

この時、適用する場所はマトリックス(エッジ検出)の上に配置します。このように配置することでカラーバランスで設定した内容にエッジ検出が行われるようになります。

コントラストと輝度をエッジが分かるようになるまで上げます。彩度の数値は上げておくと白黒じゃなくなるシーンになることがあったので下げておいた方がいいかも知れません。

Mazwai.com からダウンロードした素材動画を使った場合は図のようになります。※サンプル画像はこの動画の10秒地点の画像です。

尚、エッジが見えてこない場合はカラーバランスをコピーして二重、三重に掛けるとエッジが見えてくると思います。

白黒を反転させる為にカラーコレクションにある「ネガ」を追加します。因みにこのネガはYUVカーブのデフォルト値を逆のカーブにしたものです。

間欠フリーズ(コマ送り)的な動きを追加

ストロボ

間欠フリーズ(コマ送り)的な動きを付けるには「ストロボ」を使います。ストロボは設定による4パターンの動きを作り出せるんですが前後の動きをともに「静止」にすると静止画のカクカクしたコマ送り的な映像にすることができます。

持続時間と間隔をそれぞれ4フレームに設定すると1秒間(24フレーム)に8回シーンが変わるようになります。要は1秒で8枚のセル画を使うアニメーションと同じような動きになります。

もっとゆっくりと動きにしたい場合は持続時間と間隔を設定しますが持続時間と間隔は同じ時間、若しくは持続時間の方を長くしてないと等間隔には動かないのでご注意下さい。この辺のことはストロボの記事に記載してますのでそちらをご覧下さい。

紙のパラパラ感を出してみる

手書きのパラパラアニメは紙をめくるときに次の映像とのズレが良い感じの味を出してますがそれを演出する為にレイアウターで4フレーム単位でキーフレームを設定して微妙に動かしてみました。本物のような動きにははるか及びませんがこの動きがあるのとないのではだいぶ印象が変わります。

尚、インフォメーションでのレイアウターの位置を「エッジ検出(マトリックス)」より下に配置するとエッジの見え方が異なるので良い感じになるところに配置して下さい。

拡大図。

画面を小刻みに動かす

オールドフィルムで雑さを付ける

仕上げにオールドフィルムで汚れたというか、雑な感じを演出します。フレームジッターはレイアウターの動きと被るので解除、あとスクラッチノイズも要らない感じなので解除、フリッカーはチラチラ感が良い感じになるのでデフォルト値より少し下に設定、周辺減光やそのほかの項目はほぼデフォルトのままです。

ダウンロード

ファイル内容はサンプル動画で使用したプリセットです。尚、レイアウターによる振動は5分までしかキーフレームを設定してないのでそれ以上必要な場合はキーフレームをコピペして伸ばして下さい。 Zipファイルの解凍方法やプリセットのインポート方法などについては「配布ファイルの利用について」をご覧下さい。

preset_para2_anime.zip(36KB)

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