余った自作PCパーツでダスト集塵機を自作してみた!

投稿日:2023/4/4 更新:2023/4/4 コメント 0件 工具 , , , , ,


プロクソン ハンディマルチルーター(No.28473)」を買ったので本格的にルーターで使えるようなダストフィルターのついた集塵機を物色していたらネール用のダスト集塵機が良さげだったのでカートに入れていました。

ただ、よくよく構造を見ると12センチファンに不織布フィルターが付いただけのシンプルな感じだったのでこれだったら余った自作PCパーツで作れそうだったので作ってみました。

因みにプロクソン製のダストキャッチャー(No.22700)もありますが1万円近くします。

 

余った自作PCパーツでダスト集塵機を作ってみた

fractal design Node 804」の付属ファンだと思いますが、白いファンがおしゃれな「FD-FAN-SSR2-120 (1200RPM DC12V 0.3A 15dB)」で試作してみました。

まずはファンを嵩上げして排気スペースを作ってやる必要があるので取付式ポンチでゴム足を作成。別に固定できれば木材でも何でもいいとは思いますが防振の意味を兼ねてゴムにした感じです。

ゴム足の詳しい作成風景はリンク先の記事に記載しています。

ネジ用の穴も開けてテーパーネジで固定したんですが、テーパーネジだとゴムへの食い付きが悪いので別の固定方法がいいかも。

スチール製のファンガード(Ainex CFA-120A-BK)を取り付け。

ハイコーキのバッテリーを接続すると12VやUSB機器に給電できる「ハイコーキ コードレスUSBアダプター BSL18UA(SA)」に接続して稼働。

12Vのとり方は色々あると思いますが余った電源がある場合は「FREEDOM PDS-ATX」などのパーツで取れます。写真のヤツは廃盤みたいですが「ainex KM-02C」や「Bullet KM02」などがあります。

不織布を載せて木材を削ってみたところ、いい感じに吸い込んでくれるのでこれで行けそうです。因みに画像で使用しているルーターは「ミニコング2(mini KONG2)」です。

見栄えが悪いのでパーツを漁っていたらフィルター付きのいい感じのファンガード(サンワサプライ TK-F120R)を発見。

この製品はもう廃盤になっていますが、ベースのパーツ(右下)をファンに取り付けるとフィルター(上)とファンガード(左下)は工具不要で取り付けられます。

付属の黒いフィルターだけだとメンテナンスが面倒なので不織布フィルターを1枚追加。

ケーブルがブラブラして扱い辛かったので向きを固定するための穴あけ。

ファンに取り付けるといい感じです。

このファンガードだとフィルター交換も簡単ですし、掃除機で簡単に掃除できるのでメンテナンス性も抜群です。

銅丸棒(4mm)だとちょっと風量が足らない感じがしたので回転数の高いファンを探して交換してみました。

オウルテック OWL-FE1225L(BL)」という良さげなファンを発掘。

このファンは背面に付いたスイッチで回転数を3段階(500RPM~1800RPM)で変更できますし、フィンを取り外して掃除もできるので集塵機のファンとしては最適かも…。

LEDまで付いています。

オマケにスイッチで発光パターンも変更可能です。

作業には必要ないですがファンが回っていることが視認できるのでこれは地味にありがたいですね。

回転数をMAXまで上げると結構な音がしますが吸い込む力も増しましたし、12cm角なので収納に場所を取らないのが最高です。

パーツを漁っていたら5インチベイにファンを取り付けるパーツが出てきたんですがこういったものを足にするもアリですね。

完成図イメージ。

現在発売中の製品で自作するなら140mm角で2000RPMの「Thermaltake TOUGHFAN 14 CL-F118-PL14BL-A」がいいかも。

 

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