プレビューを軽くするシーケンスの使い方

2013年11月15日 2017年10月13日 0件のコメント EDIUS ,

前々回の記事「EDIUS レンダリングの使い分けについての考察」の
「シーケンス全体のレンダリング」の項目のところの内容に、

「入れ子(ネスト)しているシーケンスクリップの元のシーケンスをこのレンダリングで行うと
プレビュー再生がとても軽くなるので使い方によってはかなり使えるレンダリング方法だと思います。」

と記載してたんですが、その検証動画を作りました。


EDIUS プレビューを軽くするシーケンスの使い方

<完成したところは別シーケンスに移動させてネストシーケンスしよう!>

ビデオ部(クリップの上部)に設定できるビデオフィルターやクリップ間に設定できるクリップトランジションなどには「選択クリップのレンダリング」が有効なんですが、ミキサー部(クリップの下部)に設定するキー、トランジション、アルファカスタムなどのエフェクトには「選択クリップのレンダリング」をしてもレンダリングが有効にならないということを理解して置いて下さい。詳しくは ⇒ 「EDIUS レンダリングの使い分けについての考察

まず、ここから下部の記事に使用しているレンダリングとは「レンダリングして貼り付け」と
選択クリップのレンダリング」以外の下記のレンダリングのことを意味しています。

・In/Out点間のレンダリング
・シーケンス全体のレンダリング
・In/Out点間のレンダリング
・現在位置の範囲のレンダリング

動画を見て頂けたなら分かったと思いますが、
EDIUSでプレビューがスムーズに再生できない場合は、
レンダリングしてプレビュー再生がスムーズになるようにします。
ただ、このレンダリングをしてもそのシーケンスにちょっとでも編集を加えると、
そのレンダリングは無効になってしまうのでまたレンダリングしないといけません。

数十秒程度で終わるレンダリングならそれでもいいんですが、
負荷が高かったり、長いクリップだとレンダリング時間もそれなりに掛かり作業効率も悪くなります。

そんな時は、既に完成しているところだけ切り取って別シーケンスに移動させてレンダリングします。
そして、移動させて作ったシーケンスをネストシーケンスとして元の場所に配置します。
または、ネストシーケンスしたクリップを「選択クリップのレンダリング」してもいいです。
特にネストシーケンスのビデオ部にエフェクトを追加している場合は、
選択クリップのレンダリング」が有効です。
尚、「選択クリップのレンダリング」をした時に元シーケンスのレンダリングをすると、
レンダリングを重複してすることになり時間の無駄になることがあります。

このように別シーケンスに分けると、たとえ編集を加えても、
ネストシーケンスしたクリップのレンダリングまでは無効にならないので
プレビュー再生が重くなりにくいというネストシーケンスのちょっと違った使い方の紹介でした…。

尚、この記事は少ない事例での検証しかしてないので参考程度にしておいて下さい。(o^-^o)


追記 2014/05/28

編集メニューに「In/Out点間をシーケンスへ変換」というものが便利なものがありました。

Image 062

使い方はタイムライン上でIn/Out点を設定し、「In/Out点間をシーケンスへ変換」をクリックすると、
シーケンスクリップとして上位トラックに配置されると同時にビンにも追加されます。
ビンにあるシーケンスクリップをダブルクリックしてタイムラインシーケンスとして開き、
そのタイムラインを「この範囲をレンダリング」などでレンダリングしておきます。
こうすることでプレビュー再生でこの部分のレンダリングせずに済むので作業効率が大幅に上がります。

ひとつ気になるのが、このようなIn/Out点間を選択してシーケンス化すると、

Image 072

下のようにシーケンスクリップが上位トラックに配置されるので下位トラックの映像とダブりますよね。

Image 070

まったく同じ映像なので分かりませんが、シーケンスクリップにはアルファチャンネル
(透過情報)があるので下位のクリップが透過されていることになります。

まったく同じものなのでそのままででもいいように思いましたが、
ビンにあるシーケンスクリップをダブルクリックしてタイムラインシーケンスをレンダリングしてから
ダブる部分をプレビュー再生したところ、下位トラックの映像があるままだとカクカク再生で
下位トラックを非表示、無効化、削除するのいずれかの操作をするとスムーズに再生されました。
このことから下位トラックのダブる部分もレンダリングされているので、
非表示、無効化、削除のいずれかの操作を行ったほうがいいみたいです。

因みに「レンダリングして貼り付け(AVI)」は(透過情報)を持っていないレンダリング方法なので
レンダリングして上位トラックに配置された場合でも下位トラックは透過しませんので
下位トラックを非表示、無効化、削除などの操作をしなくてもいいです。

(o^-^o)

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