EDIUS Pro 9.1新機能 H.265/HEVCエクスポートに対応

投稿 2018年1月25日 | 更新 2018年4月20日 | 2件のコメント | Pro 9


2018年1月25日、EDIUS Pro 9 Ver.9.10b3086が公開され、その中に気になる機能があったので紹介します。

 

H.265/HEVC エクスポート

Ver.9.10b3086よりクイック・シンク・ビデオ(QSV)によるH.265/HEVCにエクスポート(出力)できるようになりました。2017年5月17日に公開されたVer.8.50b2034でH.265/HEVCのインポートに対応してから約1年半掛かって漸くエンコードとデコード(プレビュー再生)の両方でH.265/HEVCを利用できるようになった訳です。

EDIUS Pro 9 アップデータ
EDIUS 9 リリースノート(PDF) 

H.265/HEVCとは
H.265/HEVCは従来からあるH.264/AVCと同じくMP4のコーデック(圧縮方式)なんですがH.265/HEVCはH.264/AVCと比べると同画質で容量を約半分にすることができます。ただ良い点ばかりではなく、H.264/AVCより高密度に圧縮される感じなのでPCのスペックもある程度高くないといけないようです。また、
再生する際にはバックグラウンドで圧縮されたデータを元に戻す作業を行われ、その作業が再生スピードに追い付かない場合はカクカクと再生されることになります。

 

 




H.265/HEVCでエクスポートするには

個人的には待ち望んでいた機能なので有難いアップデートなんですがH.265/HEVCエンコードに対応したGTX 970シリーズ(GM204ダイ)以降のグラフィックボード(MSI GeForce GTX 1050 GAMING X 2G)を載せていても筆者の環境(Core i7 2600K)では使えないようです。

TVMW6でNVENCを使ったH.265/HEVCエンコード比較
MSI GeForce GTX 1050 GAMING X 2Gレビュー

この機能を使うには下表にあるIntel製CPUが積んである必要があります。尚、リリースノート(Ver.9.10b3086)には第6、第7世代のCPUしか明記されていませんが海外のグラスバレーでは第8世代のCPUもちゃんと明記されていました。

世代コードネーム販売開始日世代の見分け方
第6世代Skylake2015年8月~Core i7, i5, i3の後の先頭の数字が6のCPU
(Core i7 6700Kなど)
第7世代Kaby Lake2017年1月~Core i7, i5, i3の後の先頭の数字が7のCPU
(Core i7 7700Kなど)
第8世代Coffee Lake-s2017年11月~Core i7, i5, i3の後の先頭の数字が8のCPU
(Core i7 8700Kなど)

参考ページ:EDIUS Pro 9 動作環境

ただ、第六世代のCPUでは4:2:0 10-bitには対応してないようです。

あと、対応している世代でもクイックシンクビデオ(QSV)が無効になっているCPUもあるので下記のようにCPUの仕様情報ページで「インテル クリック・シンク・ビデオ」の項目が「はい」になっているか確認する必要があります。

余談ですがH.265/HEVCのクイック・シンク・ビデオのハードウェアデコード(プレビュー再生)を活用するにも同様に第6世代のCPUが載っている必要があるようです。

 




その他の新機能

その他の新機能として「タイムラインレンダリング、ファイルエクスポート、バッチエクスポートの進捗状況を Windows タスクバーにある EDIUS アイコンで表示」というのがありました。この機能は他のソフトでもありますがタスクバーで進捗状況を確認できる便利な機能です。ただ、EDIUSのヤツはレンダリングの種類によって表示されなかったりするのでイマイチな感じでした。

因みにタイムラインレンダリングとは「レンダリング」メニューやタイムスムール上で選択できる「この範囲をレンダリング」などでは進捗状況が表示されなかったのでおそらく「選択クリップのレンダリング」のことのようですが詳細は不明です。

 

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