2TBのHDD(WD20EARX)がおかしな状態です。
投稿日:2017/6/2 更新:2019/3/22 コメント 6件 自作パソコン CrystalDiskInfo, HDDWeasternDigitalの2TBのHDD(WD20EARX)が認識しなくなりました。このHDDは2016年の9月に「厚揚式HDD収納術 自作プチプチ袋と静電気防止袋の再利用」の記事の中でチャック袋に乾燥剤を入れて約8ヵ月保管していたんですが、メイン機に接続しているHDDデータの一部を移行させようと封印を解いて変換名人のSATAと電源の一体型ケーブル SPAB-CA50に接続してコピーしていたところがコピー中にエラーを吐いてそれ以降、エクスプローラーでは認識しなくなりました。そこで色々と調べてみました。
SPAB-CA50のレビュー
症状
ディスクの管理
ディスクの管理では一応、認識されてドライブ文字(F:)こそ表示されていますがドライブ名もなく、ファイルシステムもNTFSの筈がFATと表示されていました。
デバイスマネージャ
デバイスマネージャでは全く認識されませんでした。
※Virtual Link USB Device → Inateck HB4009
BIOS
BIOSでも全く認識されていませんでした。
外付けケース
USB3.0接続の外付けケース(Inateck FD1006)に接続してみると普通に認識されてファイルのコピーなどもできました。
まとめると以下のような感じです。
- ディスクの管理 → 認識のみ
- デバイスマネージャ → 認識なし
- BIOS → 認識なし
- 外付けケース → 認識
別系統の接続では認識されるので変換名人のケーブル不良の疑いが大いに出てきたのでケースから直接SATAと電源ケーブルを引っ張り出してHDDを接続したところ普通に認識されました。
CrystalDiskInfoで異常な値
ケーブル不良でよかったと何気にCrystalDiskInfo(SATA接続)を確認すると健康状態は「正常」にこそなってはいますが電源投入回数8回、使用時間5時間と異常な数値が表示されていました。※生の値:10 [DEC]
Windows10 にSATA接続したらWindows7と同じようにおかしな数値になってました。
このHDDは2011年8月にソフマップで購入して常用していたものなのでこのような数値はソフトの不具合以外では考えられないのでやっぱどこかしら壊れているようです。
以前、4TBのHDDを「Windows用Data Lifeguard Diagnostic」の
EXTENDED TESTを行って復活したので気が向いたらまたやってみるつもりです。因みに4TBのHDDは現在も健康状態は黄色の注意のままですが異音もなく正常に使えています。尚、このツールを使って一時的に回復したように見えてもすぐに壊れる恐れもあるみたいです。
6 件のコメント
厚揚さん、お久しぶりです。
新サイト、すっきりとして見やすくて良いですね。
変換名人の SPAB-CA50 の接続不良で、情報の一部が消去されたのかもしれませんが、
本当に一瞬の物理的な要因でそんなことが起きるのか? までは分かりません。
そうなると、つい、Windows のアホ仕様が何か悪さをしたのかと疑ってしまいます。
今後の参考にしたいので、
WD20EARX を下記のような使い方をしたことがあるかあるか教えてください。
質問1
過去に、Windows 8/8.1/10 に SATA接続したことがありますか?
質問2
質問1をしたことがあった場合、Windows 8/8.1/10 の
「NTFS の LFS バージョン」はデフォルト (=何も変更していない) でしたか?
※ LFS は ログファイルシステム の略称
質問3
Windows 8/8.1/10 に USB接続したことがあり、その際に、
「ハードウェアの安全な取り外し」を行わずに取り外したことがありますか?
(よくあるパターン … PCをシャットダウンした後 USBケーブルを抜いたが、
シャットダウンする前に「ハードウェアの安全な取り外し」は行っていない)
質問4
「高速スタートアップ」が有効な状態のPCにつないだことがありますか?
(よくあるパターン … Windows 10 をクリーンインストールした時に
HDD もつないでいた)
質問5
WD20EARX はどの Windows でフォーマットしましたか?
マイクロソフト ゴミュニティなどのネット情報によると、
ファイルが消失したりストレージを認識しなくなった事例の多くは
質問2 と 質問3 の使い方をしていたようです。
さらに、「高速スタートアップ」を有効にしていたら致命的みたいですね。
ただ、「LFSバージョンの不整合」と「高速スタートアップ」以外の要因もあり、
それらが絡み合って、ある条件が揃うと不具合が起きるのではと私は思っています。
(そもそも、ストレージの認識方法が違う? 新しい省電力機能が間接的に悪さしてる?
などなど)
Windows 7 とWindows 8/8.1/10 との間でストレージを行き来させたからといって、
・必ず不具合が出るわけではない
・これまでは問題なかったのに、今日突然不具合が起きた
・NTFS ではなく、FAT32 などでフォーマットしても同様な不具合が起きることがある
らしいので、何が ”決定的なトリガー” となって不具合が起きるのか不明です。
おっおっおっMSquadさん、
お久しぶりです。(^ω^ ≡ ^ω^)
コメント有難うございます。
>新サイト、すっきりとして見やすくて良いですね。
そうなんすよね。
あのゴチャゴチャしていたブログがここまですっきりするとは
やってる本人も思いませんでしたw。
質問の回答ですが記憶が定かでないのでかなり曖昧ですw。
>質問1
>過去に、Windows 8/8.1/10 に SATA接続したことがありますか?
古いヤツなので定かではないですが過去のレビューを調べたら
Windows 8.1 Proのレビューに記載しているので確実に接続していますね。
https://edit-anything.com/review/review_366_microsoft_windows8pro.html
>質問2
>質問1をしたことがあった場合、Windows 8/8.1/10 の
>「NTFS の LFS バージョン」はデフォルト (=何も変更していない) でしたか?
一度、MSquadさんの指南を受けて変更した記憶がありますが、
それがこのHDDだったかはちょっと分かんないです。
>質問3
>Windows 8/8.1/10 に USB接続したことがあり、その際に、
>「ハードウェアの安全な取り外し」を行わずに取り外したことがありますか?
これもやったことあるんですがそれがこのHDDだったかは不明です。
>質問4
>「高速スタートアップ」が有効な状態のPCにつないだことがありますか?
これもやったことあるんですがそれがこのHDDだったかは不明です。
>質問5
>WD20EARX はどの Windows でフォーマットしましたか?
フォーマットは基本的に購入した時しかしないのでおそらくWindows7だと思います。
あまり参考になりそうにありませんがそんな感じですねw。
厚揚さん、回答ありがとうございます。
やはり、以前にコメントしていたようですね。
繰り返しになりますし、「LSFバージョンの不整合」が今回の不具合の原因なのかは分かりませんが、お付き合いください。
●気になった回答がありました
Q:「NTFS の LFS バージョン」はデフォルト (=何も変更していない) でしたか?
A:一度、MSquadさんの指南を受けて変更した記憶がありますが、
それがこのHDDだったかはちょっと分かんないです。
「LSFバージョン」の設定変更は、OS の動作を変更するものです。
変更したことが個々の HDD に記憶される訳ではありませんので、
OS が大幅に変わるたびに設定変更しなおす必要があります。
Windows 10 なら、大型アップデート (Th1、RS1、RS2 …) のたびに、
毎回「LSFバージョン」を確認し、設定変更してください。
厚揚さんのように Windows 7 と Windows 8/8.1/10 を併用する場合、
「LFSバージョン」は、Windows 7 と同じに統一しておいたほうが良いです。
●Windows 8/8.1/10 で、NTFS の LFSバージョンを「2.0」に上げないようにする
(=Windows 7 と同様の「1.1」に戻す) 方法
http://freesoft.tvbok.com/win8/general/external-hdd_2.html
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrnetControlSet\Control\FileStstem に
DWORD値「NtfsDisableLfsUpgrade」を作成し、値のデータを 1 にする
PCを再起動する
●ネット上の怪情報
”「高速スタートアップ」を無効にすれば「LFSバージョンの不整合」の問題は発生しない”
という怪情報がありますが、これは間違いです。
「高速スタートアップ」を無効にしただけの場合、休止状態の PC からストレージを取り外した際に発生する不具合は起きなくなります。
しかし、「安全な取り外し」をせず USBケーブルを抜くなどの ”ユーザーの想定外な操作”
には対処できず、「LFSバージョン 2.0」のままストレージが取り外されることになり、
このストレージを Windows 7 に接続すると不具合が発生します。
よって、根本的な解決策は、「LFSバージョンを 2.0 に上げない」ことです。
●「高速スタートアップ」も無効に
厚揚さんは確か、「高速スタートアップ」無効、「hiberfil.sys」を削除していましたね。
RS2 になっても相変わらず、「高速スタートアップ」はさまざまな問題を発生している
ようです。
「高速スタートアップ」も大型アップデートで有効に戻されることがあるようなので、
念のため、毎回ご確認ください。
「hiberfil.sys」を削除していれば有効に戻されないらしいですが、
私はクリーンインストールしかしないので、自分で確認していません。
●余談
ここ半年くらい「Ubuntu Studio」と「Firefox」ばかりいじっているので、
Windows 10 のことは疎くなってしまいました。
「Ubuntu Studio」の音が良すぎて (と言うより Windows の音が悪いのですが)、
音楽好きでオーディオ好きの私にはたまりません!!!
Youtube の動画でさえ、意外と良い音なのに驚きます。
Windows は地デジを見るときしか起動しなくなりました。
●最後に
WD20EARX をつないだ時の Windows 8.1 は「LFSバージョン」を「1.1」にしていた、
Windows 10 に WD20EARX をつないだことは無い、とすれば、
このコメントはなんの役にも立たない情報になりますね。
その際はご容赦を
今回も長くなってすみませんでした。
ではでは。
MSquadさん、お世話様です。
>OS が大幅に変わるたびに設定変更しなおす必要があります。
マジッすかぁ~。
以前、MSquadさんにLSFバージョンの指摘を受けてから
Win10でSATA接続したHDDはWin7に接続してなかったんですが、
今回は死にかけのHDD、且つ、OSによる不具合かを確認する上で
必要だったので接続してみたんですが大規模アップデートのたびに
設定し直すのはさすがに面倒ですね。
もうそろそろWindows10に統一した方が良さそうですね。
>厚揚さんは確か、「高速スタートアップ」無効、「hiberfil.sys」を削除していましたね。
「高速スタートアップ」数ヶ月前に完全に電源を落としたかったので確認したら
有効になっていたので確実に無効にしていたですが先ほど確認したらまた有効になっていました。
おそらくクリエーターズアップデートを先日したのでそのせいでしょうね。
また、「hiberfil.sys」は確認したところありませんでした。
あと「LFSバージョン」は2.0になっていたのでリンク先の記事を参考に1.1に戻しておきました。
>ここ半年くらい「Ubuntu Studio」と「Firefox」ばかりいじっているので、
>Windows 10 のことは疎くなってしまいました。
それでも自分よりは圧倒的に知識がありますよねw。
「Ubuntu Studio」はまったく知りませんでした。
ちょっとしか調べてませんが動画編集なんかも出来そうで面白そうなOSですね。
>今回も長くなってすみませんでした。
コメントの長文はそれだけ時間を割いて書かれていると思えるので好感しかないですよ。
PS.
コメントの設定を一度承認した人は次回からは承認なしで公開するように変更したので
次回からはコメント後にすぐに表示されると思います。
厚揚さん、たびたびすみません。
>もうそろそろWindows10に統一した方が良さそうですね
条件がそろえば、Windows 10 同士や Windows 10 単独でも
「LFSバージョン 2.0」による弊害は発生します。ご注意ください。
条件1
「LFSバージョン 2.0」の状態で、「ハードウェアの安全な取り外し」を行わず
USB3接続外付けケース (Inateck FD1006 など) の中身を入れ替えた。
または、PC側の USB端子を差し替えた。
条件2
「LFSバージョン 2.0」と「高速スタートアップ」が有効の状態で
普通にシャットダウンした後、SATA接続の HDD を入れ替えた。
最近のマイクロソフト ゴミュニティに
条件1 と 条件2 を兼ね備えた使い方をしてファイルが消えた
という相談がありました。
https://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_10-files/windows10/aa513bca-3270-47a4-b409-d235fc1e63a8
この場合は、チェックディスクがとどめを刺しましたね。
まず最初に、おかしくなった HDDのデータを復旧することに専念すべきでした。
その後、チェックディスクでは解決しないので、パーテーションを削除してフォーマットする。
(ファイルが消失した状態で、絶対にチェックディスクしてはいけません)
ユーザーのちょっとしたミスで、ストレージが (ソフトウェア的に) 破壊される仕様は
本当に”バカ”だと思っています。
マイクロソフトは ”LFSバージョン 2.0」によりストレージの性能がUPする”
と言っていますが、省電力性をデスクトップ機のユーザーが実感する機会は無いし
インデックスやファイルの読み書きについても差はごくわずかですよね。
Windows 10 だけの環境になっても、「LFSバージョンを 2.0 に上げない」ほうが
不意に起きる不具合を未然に防げます。
MSquadさん、こんにちは。
自分の知識がないせいで
何度もお世話掛けて申し訳ないです。(o^-^o)
またありがとうございます。
>条件がそろえば、Windows 10 同士や Windows 10 単独でも
>「LFSバージョン 2.0」による弊害は発生します。
本当に面倒くさいOSですね。
ただ、Windowsでしか使えないソフトを多く使用してますし、
愛着もあるので他のOSには簡単には移行できないよ。
>Windows 10 だけの環境になっても、「LFSバージョンを 2.0 に上げない」ほうが
>不意に起きる不具合を未然に防げます。
そのようにして心掛けますがアップデートで書き変わる可能性があるなら
定期的にチェックしてないとですよね。
ただ、やること多すぎて覚えてられないですw。
一応、Thunderbirdのカレンダーで月一で知らせてくれるようにはおきましたが、
自動的にLFSバージョンを確認できるソフトでもあればいいですけどね。
PS
コメントの設定は間違っていたようです。
また設定し直しましたがなんかよく分かんないですw。
ではでは。