【Xサーバー】ネームサーバーの切り替え 不安定な接続状況!

投稿日:2019/11/11 更新:2019/11/14 コメント 0件 サイト運営 , , , , ,


現在、「f-stock.net」と「edit-anything.com」の二つのドメインを所有しているんですが取り敢えず移転しやすい「f-stock.net」の方のネームサーバー(DNSサーバー)をコアサーバーからエックスサーバーのものに切り替えました。

ネームサーバーの切替後はどちらのサーバーに接続されるか分からない不安定な状態になるとはなんとなく聞いていたんですが本当にそうでした。因みにネームサーバーの接続が新サーバーが切り替わることを「浸透」とかいうみたいです。

 

 

 

ネームサーバーの切り替え

CoreSSLを導入してSSL証明書も発行されたのでドメインを管理している「お名前.com」でネームサーバーの情報をコアサーバーからエックスサーバーのものに変更しました。

お名前.com

ログインして「ドメイン一覧」をクリックします。余談ですがこのサイトは何も変更していないのにタブを切り替えるだけで「このサイトを離れますか?」とメッセージで出て本当にウザいです。

また移行する時にも閉じないと何もできないようなデカい広告が表示されたりします。ドメインを購入していないユーザーに対するのならまだ理解できますが、「お名前.com」にも購入者にもこのような広告表示するんですよね。

変更前のコアサーバー(バリューサーバー)のネームサーバー情報です。「変更する」をクリック。

「他のネームサーバーを利用」を選択して変更したいドメインのクリックするとネームサーバー情報の項目に既存の情報が表示されるのでそれを消して新しいエックスサーバーのネームサーバー情報を記載します。

確認画面で「ネームサーバー情報」と「対象ドメイン」に間違いないことを確認して「設定する」をクリック。

反映完了まで24時間から72時間程掛かるようです。

すぐに「ネームサーバー変更完了通知」という件名のメールが届きます。

 

 




接続されているサーバーを確認する

接続サーバーの確認をするにはWindows 10 だと「Windows PowerShell」で出来るそうなのでやってみました。

やり方は下記のように「nslookup ドメイン」と入力してEnterキーを押すだけです。

nslookup f-stock.net

下図のAdressの末尾の数字が「142」となっているのがエックスサーバー(IPアドレス)に接続したもので末尾が「22」のものがコアサーバーに繋がっていることを示しています。

f-stock.netだけネームサーバーを変更しているんですがアクセスしたタイミングによって接続サーバーが異なってことが分かります。

ワードプレスのダッシュボードに入る時にログイン画面が表示される場合は前回のログイン時に利用したサーバーから切り替わっているんだと思います。

 

 

ネームサーバー浸透中

11月4日午前9時頃に変更作業をして6時間ほど経った午後3時にサイトにアクセスしてアドレスバーにあるカギのアイコンから証明書情報を確認しました。

するとコアサーバーで利用していた無料SSL(Let’s Encrypt)から「SecureCore(CoreSSL)」の証明書になっていたので無事に浸透したんだとこの時は思ってました。

この時点ではf-stock.netのネームサーバーはエックスサーバーのものに変更していたんですが、edit-anything.comのネームサーバーはコアサーバーのままです。

コアサーバーではアクセス障害がちょこちょこ起こっていたんですが、それなのにネームサーバーを移動させたサイト(f-stock.net)が数分間のアクセス不能に陥ったのでサーバーの問題ではなかったのかよ!って一瞬焦りました。

ただ、500エラー表示に「coreserver.jp」の文字を見つけてこれはネームサーバーがちゃんと浸透していないんだということにここでようやく気付きました。

ある時は証明書がコアサーバーの「Let’s Encrypt Authority X3」になってたりして48時間ほど経過するまでは結構頻繁に接続されるサーバーが切り替わって結構頻繁に接続されるサーバーが切ら変わっていました。

 

 




Whois情報を検索する

ちゃんと浸透していないことに気付いてからドメインのWhois情報を確認してみたんですが、ちゃんとエックスサーバーのネームサーバーにはなっていました。

WHOIS検索(お名前.comの管理ドメイン専用)

 

 

サイトの識別

旧サーバーと新サーバーのどちらに繋がっているのかがすぐに分かるようにワードプレスのCSSにコメントを記載し、更新履歴を追記しました。

また、暫くして接続先がすく分かるようにサイトのサブタイトルに「※エックスサーバー接続版」と目印を記載しました。

更にCoreSSLのサイトシールのコードを設置したんですがこちらはしばらくと何も表示されませんでした。これについて後日、記事にするつもりです。

ワードプレスのダッシュボードも接続されているサーバーによってデータベースも変わるので記事投稿や設定変更などはなるべくしない方が良いんでしょうね。

 

 




ネームサーバーの完全な浸透の確認方法

ネームサーバー情報が新サーバーに完全に切り替わっていることを確認する方法として旧レンタルサーバーにはアクセスログ等の機能があるはずなのでそちらを確認するとどの程度浸透したのかどうか判断できます。

移転元のコアサーバーにも転送量やリクエストの動きを表示するアクセス統計がありますがそれをみると徐々に下がってきていました。これが限りなくゼロに近くなればほぼ浸透したと判断していいかと思います。

11月4日午前9時にネームサーバーの切り替えをドメインを管理しているお名前.comで行ったんですが、11月6日にはリクエスト数が「1」になったのでサーバーの移転は99.99%は完了したと思っていいようです。

尚、11月10日にちょっと上がっているのはコアサーバーにあるワードプレスサイトをhostsファイルを弄って動作確認したためだと思います。

これでコアサーバーにあるサイトデータを削除しても問題ないかと思いますが契約終了(2020年3月末)までまだ期間があるので契約解除するかどうかそれまで決めようと思っています。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です