EDIUSで出来ること
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EDUISで何ができるのは作例を見るのが一番分かりやすいと思うので過去に作った作品(動画)と共に関連記事を紹介します。
2015年にも「EDIUSとは…」という記事を書いているのでそちらの参考して下さい。
情熱大陸
当サイトでも一番閲覧されている動画ですが「情熱大陸」のオープニングも作れます。
情熱大陸 バージョン7
バージョン7の波紋などより似せるためにAfterEffectsで作っています。
情熱大陸 バージョン6
バージョン6では、手書き文字以外はすべてEDIUSで作っています。因みにマスクを使えば手書き文字もEDIUSで作成できます。
マスク
マスクを使えるようになるとかなりいろんな表現ができるようになります。
ブラタモリ
マスクで作成したブラタモリのOPアニメーションです。
ドキュメント72時間
NHKの「ドキュメント72時間」の時計です。
THE FIRST TAKE
「THE FIRST TAKE」のOPです。
ライトリーク
ライトリーク・トランジョンです。
手書き文字
手書き文字です。
回転する線で映像を切り替える
回転する線(マスク)を境に映像を切り替えています。
トラックマットとマスクを使ったアニメーション
マスクとトラックマットを利用するとこのようなおしゃれなタイトルを作成できます。
マスクアニメーション
マスクのシェイプでポップなアニメーションを作ることもできます。
攻殻機動隊 (モーショントラッキング)
動画を公開した時はまだEDIUS単体ではできませんでしたが、EDIUSXからはモーショントラッキングができるようになったのでEDIUS単体で動画のように動きに合わせた映像を合成することもできます。
ガキの使い (二重エッジタイトル)
ダウンタウンのガキの使いで使用されていた二重エッジのタイトルも作成できます。
トランスフォームとマスクを多用したスライドショー
ビデオフィルターにある「トランスフォーム」というエフェクトを多用して作成した動画です。
ガウシアンブラーを使ったトランジション
クールなスライドショー
LINE風な動画
画面の乱れ
複数にエフェクトを組み合わせて画面の歪みを演出することもできます。
エヴァンゲリオン風カウントダウン
エヴァ風のカウントダウンも作れます。
球体
かなりイレギュラーな使い方ですがスフィアを使ってこんなこともできます。
まだまだ紹介したい動画はたくさんありますがページが重くなるのでこの辺で止めておきます。
古畑任三郎オープニング
線アニメーションの作例です。
another skyっぽいタイトル
ロール・トランジション
スライド・イン&アウト スライドショー
ちょっと凝ったモーションタイトルの作り方
EDIUSの苦手なこと
パーティクル(粒子)
AfterEffectsなどのソフトが得意なパーティクル(粒子)をいっぱい飛ばしたりするのはEDIUSにはちょっと難しいですね。
ライン系のパーティクルは絶対に無理ですが、一つ一つ粒子を作成して作れないものも無くはないが膨大な作業量になりますし、そもそも滑らかな動きにするのはさらに難しいので現実的ではありません。
因みにこの動画はHitfilmで作成したもので筆者が運営する「えふすと」でダウンロードできます。
ディストーション(歪み)系エフェクト
GPUfxトランジションにあるリップル(波紋)、チューブ(筒状)、スフィア(球体)などで映像を変形させることはできますが、自由自在には変形できないのでテキストを下図のように歪ませて動かすことも難しいです。因みに下図は2つのタイトルクリップにトンネルビジョンをそれぞれ適用してクネクネしていますが文字を分解してトランスフォームを掛け合わせて作成することはできます。
放射状ブラー
ブラー系エフェクトは「ガウシアンブラー(水平方向・垂直方向)」しかないので放射状にブラーを掛けたりはできません。
RGBチャンネル
工夫すれば動画のようなことができますがデフォルト機能にRGBチャンネルを分解するエフェクトはありません。
作者の方が縁側の方でプロジェクトを公開してくれています。
グリッチエフェクト
マスク等のエフェクトを組み合わせればできそうですがこの手のエフェクトはないので簡単には出来ません。
まだほかにもあると思いますが思い出せません。
EDIUSのお薦めポイント
ボタンやウィンドウなどを自由にカスタマイズできますし、サブディスプレイでリアルアイムに動画を確認できるところやスクロールホイールで1フレーム単位の移動ができるたりするところも好きなポイントですね。
ただ、一番気に入っているところは「選択クリップのレンダリング」かも知れません。エフェクトやトラックを足していくとどうしてもプレビューが重くなりがちですが「選択クリップのレンダリング」ですぐに負荷を軽くできます。
あとEDIUSはインテル製CPU(※例外あり)を搭載したパソコンに最適化されているので「GPUfxトランジョン」や「プライマリーカラーコレクション」を多用しないのであれば基本的にはグラボは必要としないところも好きなところやタイムライン(シーケンス)単位で「やり直し(Ctrl+Z)」や「取り消し(Ctrl+Y)」ができるのも地味ですが使いやすいですね。
QSVが使えるインテル製CPUを搭載しているパソコンだとMP4(H.264/AVC)への書出速度がめちゃくちゃ速いので実は毎日投稿するようなユーチューバーには一番おススメなソフトじゃないかとも思っています。
実際、スピードと安定性が重視されるTV東京のワールドビジネスサテライト(WBS)などのプロの現場でも使用されているソフトなのでそれだけ信頼されているだと思います。
WBSの舞台裏で使用されている映像です。
https://www.youtube.com/watch?v=wHbWclLu5Dk&t=1335s