オーム製「デジタルマルチテスター TDB-401」を分解してみた!

投稿日:2025/6/11 更新:2025/6/11 コメント 0件 工具 , , , , ,


オーム電機「デジタルマルチテスター TDB-401」を使っているんですが、ケーブルの長さに余裕がなくて収納するのが面倒なのでちょっと改造できないかと分解して調べてみました。

 

オーム製「デジタルマルチテスター TDB-401」を分解してみた!

まずは背面のヒンジ部分、電池カバーの順にネジを外します。

ケーブルは収納ボックスのところから出ています。

電池カバーの中にもネジがあるのでそちらを外すとカバーを外せます。

ネジを左から開封順に並べていますが3種類あります。

上部にだけ引っ掛ける溝があるので下から開けていくと無理なく開けられます。

扉がぽとりと外れていました。

カバーを開けると細かいバネが1本落ちていました。

恐らく組み立てやすいようにするためだと思いますが、このバネは底面に付いているブザーと基板を繋ぐケーブルの役割を果たしていました。ディスプレイ側を下にして底面カバーを持ち上げるようにして開けるとバネが落ちないと思います。

ブザー。

基板自体は5つのツメで止まっているだけでネジ止めはされていません。

フラックス残渣だと思いますが半田付けした部分の清掃がなされていません。

銅線の被覆も剥がれかけています。

ロータリースイッチはEリング(E型止め輪)で止められており、これを外さないと基板側は拝めません。

因みにEリングを元に戻す時には「エンジニア リードペンチ PL-05」でやったら簡単にできました。

ボタン電池の取付位置付近。

Eリングは基板を傷つけないように気を付けてマイナスドライバーで押したら外せました。

可動部にはグリスが塗布されています。

2023年5月に購入していたので2年ほど経ちますが接点はまだまだキレイですね。

バネの取付位置がちょっと飛び出しているので反対側をちょっと持ち上げてこちら側から押してやると基板を取り外せます。

なのでピックで片側を浮かせた状態にして黄色いピックで押してやります。

ところどころフラックス残渣がありますが大きなバーツだけ後から手はんだで半田付けされたんでしょうねぇ。

テスター棒に繋がっている赤白線はこちらの半田付けされています。

肝心の分解目的ですが、上部にちょっと隙間があるのでバナナソケットでも取り付けられれば面白いとは思うんですが、流石に無理っぽいですね。

 

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