アドセンスの3年以上前のデータは利用(保存)されなくなる!

投稿日:2020/8/27 更新:2020/8/27 コメント 0件 アドセンス , , ,


Google アドセンスに個人的に大きな変化がありました。

 

アドセンスの3年以上前のデータは利用(保存)されなくなる

2020年8月27日、グーグルアドセンスの管理画面を覗いたら以下のようなメッセージが表示されていました。

AdSense では YouTube 関連の指標データはご利用いただけなくなりました。
推定収益額などの収益化に関する指標は、YouTube アナリティクスの収益レポートでご確認ください。

YouTube関連のデータが見れなくなるのかぁ~、まぁYouTubeのダッシュボードからも見れるので別にいいかぁな~程度でメッセージを非表示にしようとしたら、もう一つメッセージがあることに気付いたので開いたら「3年以上前のデータが利用できなくなる」というものでした。

[レポート] では 3 年以上前のデータは利用できなくなりました。
このデータは期間限定でダウンロードできます。

利用できないということはつもり保存されないということだと思います。(・_・)エッ….?

アドセンスは利用を開始した時からのデータをずっと保存してくれていたので過去のデータに簡単にアクセスできてめっちゃ重宝していたんですがそれができなくなるそうです。個人的には一大事です。

AdSense レポートのレポートデータに加えられた変更

 

 




AdSense から古いデータをダウンロードする

3年以上前のデータは、古い[レポート]ページから9月末まで使用可能ということなのですぐにダウンロードしました。YouTube と AdMob のデータを含む AdSense レポートの全履歴をダウンロードするには以下のようにするそうです。

  1. AdSense アカウントにログインします。
  2. [レポート] をクリックします。
  3. 新しいバージョンの [レポート] ページを有効にしていることを確認します。
  4. ダウンロードするレポートを見つけます。
  5. [名前を付けて保存] の横にある[既存のデータをダウンロード] をクリックします。
    データは CSV ファイルとしてダウンロードされます。

ただ、「新しいバージョンのレポートページを有効にしていることを確認します」がよく分からないんですが、レポートページは「ベータ バージョン」になっていました。

この状態でカスタム表示にしてもリストにも「過去3年間」しかなく、期間指定しようとしても3年以上前のデータにはすでに選択できなくなっていました。

もしかして「新しいバージョンのレポートページ…」とは「ベータバージョン」じゃない方なのかとやってみたら「全期間」の文字がありましたし、期間も3年以上前のレポートも表示されました。

余談ですが期間を指定する場合も一旦「全期間」にしてからやった方が早く日にち指定できることがあるかと思います。

どのレポートがあとで必要になるかよく分からないので取り敢えず利用開始から先月までの「レポート対象」のリストにあるものをすべてダウンロードしておきました。

データがなかったものもあったんですがバックアップしたのは以下のような感じです。

「クリエイティブサイズ」などの一部レポートでは「開始日として指定できる最初の日付を使って、このレポートを送信する。」と表示されて指定期間とは異なる期間になるレポートもありました。

 

 

サンダーバード(Thunderbird)のカレンダーに登録

定期的にバックアップする必要があるのでそれを忘れないようにメールソフト「サンダーバード」のカレンダー(アドオン)で毎年、1月1日にアラームが鳴るようにセットしておきました。

 

 




カスタムレポートを自動的にメールする

レポートのバックアップをしている時に知ったんですがレポートをメールで送信することができるのでそれもやっておきました。

やり方はまず「すべてのレポート」の隣にある「+」ボタンを押します。

レポートのスケジュールを設定する

「未保存のレポート」というのが作成されます。

表示させる期間やレポート対象を好きなように設定します。

「名前を付けて保存(▼ボタンのところではない)」をクリックすると「レポートに追加」という画面が表示されます。

「レポートを自動的にメールする」にチェックを入れると送信スケジュールが設定できるようになるので好みで設定して保存します。「共有相手」のメールアドレスのところにはすでにグーグルアカウントのメールアドレスが入力された状態でしたが好きなアドレスにすることができると思います。取り敢えず月一で先月のレポートが送信されるようにしておきました。

「レポートを自動的にメールする」設定したレポートには時計のアイコンが付き、三点のアイコンで再設定することもできます。

テストで前日のものをメールで送ってもらうように設定したら午前3時にメールが届き、レポートはZIPファイルとして添付されてきました。尚、一番下の行に記載されていますが添付のレポートはGoogleの機密情報でCSVファイル内の数値の公開は規約違反になるので取り扱いには注意が必要です。

解凍したファイルは「カンマで区切ったテキストデータ(CSV)」なのでエクセル系のソフトが無くてもメモ帳などでも開くことができます。

因みにサンダーバードの添付ファイルは非表示のAppData内のフォルダに一時保存されます。

C:\Users\●●\AppData\Local\Temp\Report.zip

そのままにしておくとOSを再インストールした時などに削除される恐れがあるので保存ボタンから適当な場所に保存しておくか、AppDataごと保存しておくといいと思います。

 

 

古いレポートの移行

ベータバージョンのレポートには「古いレポートの移行」というのがあってその意味がよく分からなかったんですが、どうも自身で作成したカスタムレポートをベータバージョンのレポートにインポート、つまり表示させるということみたいです。

因みに古いレポートの移行は 2020年12月31日までに移行する必要があります。

古いレポートを新しい AdSense レポートページに移行する

赤枠が手動で「移行したレポート」、青枠の「スケジュール設定済みのレポート」は自動で追加されていました。ただ、古いレポートをインポートしても3年以上前のデータは表示されないのでやはりバックアップは必要です。

 

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