ENGINEER PA-21 精密圧着ペンチ エンジニア
投稿日:2016/7/20 更新:2019/3/22 コメント 0件 工具 圧着ペンチ(PA-21)エンジニア(ENGINEER) 精密圧着ペンチ PA-21のレビューです。
※ 専門用語が出てきますがそれらは「圧着手順」にある画像などで確認して下さい。
パソコンで使用されているコネクタのケーブルなどをスリーブ化したり、
自作する為に購入しました。
圧着ペンチとある通り、日本圧着端子製造株式会社のXHシリーズ、NHシリーズ、
VHシリーズ、PAシリーズ、Molex ニューミニフィット、AMPユニバーサルメイテンロックなどの
100種類以上の端子(ピン)とケーブルを圧着させることができます。
プロ仕様のものはめちゃくちゃ高いですが
ライトユーザー向けにリーズナブルな価格で販売されています。
まぁ~、それでも3~5千円くらいするのでちょっと高いですが…。
パソコンで使われている24ピン電源コネクタ、
ぺリフェラリコネクタ、ファンコネクタ、FDDコネクタ等のピン、
また、フロントパネルなどにあるパソコンの電源スイッチやリセットスイッチ、
HDD LEDなどをマザーボードに接続する黒いコネクタ(QIコネクタ、2550コネクタ)のピンなどの
パソコンでよく使用されているコネクタのピンの圧着にはほとんど対応できると思います。
※ケーブルが正しい引抜強度で圧着されているかは分かりません。
パッケージ表と本体(表)
パッケージ裏と本体(裏)
圧着部(表)。
圧着部(裏)。
ロック機能は収納する時に広がらないようにするだけのものです(たぶん)。
先端の厚みは3.5ミリほど。
バネ。
ダイス凹部。
ダイス凸部。
先端の厚みは3.5ミリほどですが実際に圧着する部分は2ミリほどなので
芯線バレルがそれより長い時は2回に分けて圧着する必要があります。
■圧着手順
端子各部の名称
手順1 芯線圧着用ダイスの選定
手順2 端子の装着
手順3 芯線部の圧着
手順4 被覆部の圧着
ちょっと高かったですが買って大正解でした。
残念だったのはグリップの印字が買ってすぐに剥がれてきたことくらいですねw。
■おまけ
手持ちのコネクタとピンの紹介します。
これらのパーツは電子部品ショップなどで売られています。
LinkmanのナイロンコネクタSM(電線対電線)はZ9 Plusのフロントパネルに使用されていました。
XHコネクタ(日本圧着端子)はSleeved LED Kit – White (CB-LED10-WT)等に使用されていました。
VHコネクタ(日本圧着端子)はAbee AC130-AP02AAに使用されていました。
PHコネクタ(日本圧着端子)はどこでも温度計2 (TM02-WH)や
電源内の基板とファンの接続に使用されていたと思います。
ファンコネクタの正式名称は分かりません。